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平野
「ここの公園…俺昔よく来てたな…」
A
「近くに住んでるの?」
平野
「昔住んでた」
「今は親が離婚して少し遠くなったかな」
A
「そうなんだね…」
「平野君いつも明るいね……」
平野
「そっかな〜。まぁ暗くないね(笑)」
A
「私はいつもビビりで根暗…」
「あのね…私…いつも1人で居たの」
「でも昨日の新学期から平野君と話したりして」
「凄く緊張はしたけど、楽しかったの」
「それでこのかすれ声ね(笑)」
「でね…次はどうするのか」
「分からないだけなの」
平野
「何が分からないの?」
「俺で良ければ聞くよ…」
A
「……なんてゆうか…人との付き合い方」
「自分でも分からなくて(笑)」
平野
「付き合い方?」
A
「私すぐ距離おいちゃって…」
「だから自分から話しかけられないし」
「自分で悪い方にばかり、考えて…」
平野
「そっか俺と話すのはどう?」
「まだ緊張する?」
A
「うん…する……」
平野
「あの人とは?」
A
「……?あの人?」
「あっ……永瀬の事?」
平野
「うん…友達って言ってたからさ」
A
「分からない…初めての友達だから」
平野
「俺も友達だからねAちゃん(笑)」
A
「ありがとう……」
私達はそこで別れた……
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作者名:プリンアラモード | 作成日時:2022年10月2日 21時