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永瀬
「お前って学校近いんね…」
「普通に羨ましいわ」
A
「永瀬は…遠いの?」
永瀬
「いや…普通と思ってた…」
「2駅先や」
A
「私の実家…20駅先だよ…」
永瀬
「何…実家って?お前1人暮らしか?」
A
「うん…初めて人に話した…」
永瀬
「そっかぁ…大変やろ?」
「ええな…俺も1人暮らししてみたいわ」
A
「私はお願いして遠くに進学したの」
「地元が窮屈で…逃げ出しの…」
永瀬
「ほな…今楽しくしてるか?」
「親に心配かけないように…楽しまな…」
A
「そうだよね…」
「でも…ね…今日1日で本当に」
「目まぐるしい楽しさだったよ」
「去年まではずっと1人で…」
「でも今日こうやって永瀬とも」
永瀬
「そうや…今日から友達や」
「俺もお前と居るの楽しいわ」
そんな今までだったら普通で普通じゃない
会話をしてたらアパート前に着いた
永瀬
「ここ?」
A
「うん…」
「私こうやって友達と帰るの初めて」
「本当にありがとう送ってくれて」
永瀬
「ほな…お礼に茶でも出すか?」
A
「……えっ…」
永瀬
「はははぁ(笑)ジョーダンや(笑)」
「ほな…ちゃんと鍵しめろよ」
永瀬は私が部屋に入るまで見届けてくれた
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作者名:プリンアラモード | 作成日時:2022年10月2日 21時