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寒くて…
手も冷たいよ…
とにかくどこかに…
その時また電話がなった
かじかんだ手で携帯を触ると
通話になってしまった。
《もしもーーーし?》
A
「…グスン…」涙
急に涙が溢れてきた…
グク
「あれ?」
「子猫…いや…Aどうした?」
A
「ジョングクさん…グスン」
グク
「泣いてんのか?」
A
「ま…また…住む所が…」涙
グク
「今どこ?」
「すぐ行くから、そこに居て」
私はグクさんに居場所を伝えた…
すると真っ白な高級車が近くで停まった
グクさんだった。
グクさんは変装もしないで私の元へ
走ってきた。
グク
「ごめん…待った?」
「寒いよね…こんな薄着で」
私の顔を覗き込んでくるグクさん…
私は泣き顔を見られたくなくて
下をむいたまま…
するとグクさんは私をギュッって
包み込んでくれた
グク
「寒いから、俺の家に行こう」
「ヒョンの家には帰れないんでしょ?」
私はうなずいた…
グクさんは私を車に乗せると
私に毛布をかけてくれて暖房も強くしてくれ
何度も何度も優しく聞いてくる。
グク
「寒くない?」
「すぐ着くからね」
「寒くない?」
何度も毛布の上から私をさすってくれて
温めてくれる…
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作者名:プリンアラモード | 作成日時:2022年1月6日 21時