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ページ7

寒くて…
手も冷たいよ…



とにかくどこかに…



その時また電話がなった



かじかんだ手で携帯を触ると
通話になってしまった。




《もしもーーーし?》




A

「…グスン…」涙


急に涙が溢れてきた…





グク

「あれ?」

「子猫…いや…Aどうした?」




A

「ジョングクさん…グスン」



グク

「泣いてんのか?」







A

「ま…また…住む所が…」涙







グク

「今どこ?」



「すぐ行くから、そこに居て」




私はグクさんに居場所を伝えた…





すると真っ白な高級車が近くで停まった



グクさんだった。




グクさんは変装もしないで私の元へ
走ってきた。




グク

「ごめん…待った?」

「寒いよね…こんな薄着で」





私の顔を覗き込んでくるグクさん…





私は泣き顔を見られたくなくて
下をむいたまま…







するとグクさんは私をギュッって
包み込んでくれた





グク

「寒いから、俺の家に行こう」


「ヒョンの家には帰れないんでしょ?」





私はうなずいた…




グクさんは私を車に乗せると
私に毛布をかけてくれて暖房も強くしてくれ
何度も何度も優しく聞いてくる。




グク

「寒くない?」

「すぐ着くからね」

「寒くない?」



何度も毛布の上から私をさすってくれて
温めてくれる…

。→←。



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作者名:プリンアラモード | 作成日時:2022年1月6日 21時

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