拾ってあげるよ（TH）２ (ページ28)

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車で2時間走ってやっと着いた

大きな倉庫で撮影が始まる…

まだまだ早朝で冷え込む中それぞれ
薄い衣装に着替えてメイクを済ます

メイクヌナ達が寄ってたかって
甘い声で話しかけてくる

ﾒｲｸﾇﾅ

「肌が乾燥気味だからスチームからね」

グク

「はい」

ﾒｲｸﾇﾅ

「今日は撮影早くて起きれた？」

グク

「……」

ﾒｲｸﾇﾅ

「眠いの？」

グク

「…眠いです」

ﾒｲｸﾇﾅ

「ちゃんと夜寝ないと？」

ジミン

「ヌナ〜そいつ彼女いるっぽくて」

ﾒｲｸﾇﾅ

「えっ！！！」

「か、彼女？」

グク

「ヒョーン…うっさいですよ」

ﾒｲｸﾇﾅ

「グク…？」

「気になる人いるの？」

シュガ

「いたって別にいいだろう」

ﾒｲｸﾇﾅ

「えっ…あっ…うん…」

「そうだけど…」

グク

「笑」

シュガヒョンの一言でメイクヌナは
静かになった。

グク

「メイクありがとうございます」

俺はこの甘ったるい声が苦手…

さてと少し体温めて始めるか

スタッフ

「取り敢えず…
　皆さん走ってもらいます」笑

ジン

「えーーー」

シュガ

「同じく」

スタッフ

「ジョングクのダッシュで始まるから」

グク

「了解です」