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綺麗な女性が私をチラッと見て
リビングへと入って行った。



まず挨拶でもした方がいいのかな…
緊張しながら私は声をかけた。



A

「あの…私は…」



女性

「ねぇ…飲み物もらって良い?」

「別にいいか…」



そう言ってキッチンへ歩いて行って
冷蔵庫からペットボトルを取り出して
飲んでる…


そして彼女は私の心の中にチクリチクリと
近づいてきた…




彼女

「ねぇ誰?」

「まさか彼女とか言わないわよね?」



A

「えっ!! 彼女だなんて…」

「ただ…助けて頂いて…」




彼女

「助けてもらって… 何?」

「一緒に住むって…?」




A

「住むっていうか…」




彼女

「住んでるじゃない」

「食器も揃えたり」

「何よ…この料理も…」



どうしよう…
なんかまずい展開
彼女だから怒ってるんかな…。




A

「あの…私すぐ出るので」

「テヒョンさんが帰ったら伝えて下さい」

「お世話になりましたって」



私はとにかく慌てて荷物をまとめて
部屋を出た…



散々お世話になったのに挨拶もせず
彼女さんにペコリと頭を下げて
逃げる様に寒い外へ飛び出した…



上着…置いてきちゃった
戻れないし。

カーディガン一枚羽織って私は
寒空の下取り敢えず近くのカフェまで
歩いた…

。→←。



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作者名:プリンアラモード | 作成日時:2022年1月6日 21時

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