30 ページ30
泣かす！！
＊
東堂
「答えろ伏黒。どんな女がタイプだ。」
伏黒
「……別に好みとかありませんよ。」
「その人に揺るがない人間性があれば。」
「それ以上は何も求めません。」
…恵らしい、いい答えだと思う。
釘崎
「悪くない答えね！」
伏黒
「うるせぇ。」
一瞬、こちらをチラッと見た気がしたんだけど…。
気のせいか。
さーて、目の前にいるこの人どーしよっかな。
A
「かかって来なよ、真衣さん。」
真衣
「相変わらず生意気ねA。」
＊
東堂
「やっぱりだ。」
「退屈だよ、伏黒。」
そう言って東堂さんが涙を流した瞬間、恵が勢いよく吹っ飛んっでいった。
A
「恵っ！！」
釘崎
「伏黒！！」
駆け寄ろうとした私たちの前にニヤニヤ笑った真衣さんが立ち塞がる。
真衣
「あーあ、 伏黒くんかわいそっ。」
「後で慰めてあげよーっと。」
A
「どけよ。」
釘崎
「…似てるって思ったけど全然だわ。」
「真希さんの方が百倍美人。」
「寝不足か？毛穴開いてんぞ。」
おぉ〜！野薔薇かっこいい！
真衣
「…口の利き方、教えてあげる！」
釘崎
「Aは伏黒の方行って！私は平気よ！」
A
「わかった！」
＊
ものすごい音が辺りに鳴り響いた。
東堂さんまじで何してんだアイツ。
東堂
「やる気がまるで感じれん。」
着いた時には恵は頭から血を流して倒れ込んでいた。
A
「東堂さん、なーにしてんの？」
眼帯を外し、東堂さんへ向き直る。
東堂
「おいおい、女と戦う趣味はないんだが…。」
「…まぁ、いい。滅多にお目にかかれない六眼だ。」「いいぞ、かかってーーー
言い終わる前に顔面に一発喰らわせた。
A
「女だからって舐めんなよ。」
はー、スッキリした。
私の後ろで恵がゆらりと立ち上がった。
伏黒
「下手に出てりゃ偉そうに。」
「そこまで言うなら、…やってやるよ！」
そう言った恵から発せられる呪力。
この異質な呪力はなに…？
狗巻
「「動くな」」
その一言で、ビタッと東堂さんの動きが止まる。
パンダ
「何！やってんのー！！」
パンダさんの拳が見事、東堂の顔面へ炸裂した。
棘さん！パンダさん！2人ともナイス！！！と、心の中で拍手喝采した。
＊
A
「…恵、大丈夫？歩ける？」
伏黒
「あぁ、大丈夫だ。…さっきは助かった。」
A
「お礼言われる事してないよ。」
「東堂さんも真衣さんも次会った時は泣かす！」
伏黒
「お、おう…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mito(プロフ) - 稲荷さん» ありがとうございます！ (1月16日 12時) (
レス) id: bf0506b15b (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - ふおぉぉぉ！更新頑張って下さい！ (1月16日 6時) (レス) id: cdc9489625 (このIDを非表示/違反報告)
mito - 琥珀さん» あんまり恵の出て来てないので、現時点では五条落ちになると思います。更新頑張ります。 (1月15日 17時) (レス) id: bf0506b15b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 是非、五条悟落ちでお願いいたします。 (1月15日 16時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 是非、五条悟落ちでお願いいたします。 (1月15日 16時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mito | 作成日時：2021年1月13日 21時
