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エレベーターを待つのも待てなくて、階段をダッシュで駆け上がる。頭の中で、謝る言葉をかき集めながら、ワンフロアずつ上がっていく。

……さすがにエレベーター使った方が良かったかも。

ドアの前に立ったときにはもう、かなり見苦しい感じになっていて。彼女の誕生日の暗証番号を入力して、ドアの鍵を開ける。番号を決めたとき、Aはかなり恥ずかしがっていたけど、絶対忘れられないから、これでよかったなぁなんて。

「ただいま」

リビングのドアをスライドさせ、ソファで眠ってしまった姫君を確認してから、後ろ手に隠していた封筒をローテーブルに置いて考える。待ってるってツイートもさせちゃったし、ほんとにダメな旦那やな、俺。
お姫様を抱き上げて、寝室のドアを足でスライドさせて、ベッドに寝かせる。最近、すぐ目が覚めるらしくて、あまり眠れてなかったみたいだから、動かしても起きないくらいでちょうどいい。
寂しいけど、俺も悪かったし。

あまりに味気ない結婚記念日になったけど、その分明後日は。明日も会えないし、忙しいぶん明後日は甘やかしきろう。今の姫じゃ、撮影現場に連れて行こうにも連れていけないし。笹川っちその他諸々に怒られそう。

布団から少しだけ出た指先にキスをひとつだけして、ベッドルームをあとにする。

……シャワーを浴びたら、すぐ迎えに行こう。夢の中まで。

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作者名:硝子体 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/glass_urtk  
作成日時:2018年12月22日 17時

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