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トイレでぱぱっとメイクを済ませて、
深澤代表とのミーティングに。
…“ぱぱっと”メイクを、からもう間違ってるんだよね。
分かってるんだけど。
辰「思ったより地下水が多くてまだ悩んでる」
『地番を確認するために掘るのはどうでしょう？
……出しゃばりました、すいません、』
辰「っはは、いいよ。それでいい！俺も同意見〜
あと新しい図面はどう？」
『あぁ…まだ現場を把握してないので、出向いて確認します』
辰「明日会議があるから、一緒に行くために
予定の調整を…」
「その必要はない、私が連れて行く。」
…いつもそうだ。
そんなに深澤代表を取られたくないのか、
いつも美人でお馴染みの麗華さんがこの部屋に来る。
麗「明日は打ち合わせで現場に行くの。じゃあ、明日。」
『…はい、』
やはりこの空気感に耐えられる自信はない。
会釈をして、ここから出た。
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作者名：あんむ（みし）
| 作成日時：2021年9月19日 20時
