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A side
夢を見た。
あの現場に足を運びすぎて、
あの時の夢を見る事が多くなってしまった。
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・
『ねぇ、携帯貸して』
妹「はい」
A新しく出来たSモールで待ち合わせしよう!
北斗時間は変更なし?
北斗着いたよ!どこに居る?
A3階のアイスクリーム屋さん!
友達、というのは嘘だ。
私の…初恋の人に会いに行く予定だった。
だからお洒落をするのに妹の使った口紅を盗んだ。
妹「お姉ちゃん！」
その声がして、手を振る妹に振り返そうとした時。
地面が揺れ始めた。
その妹が1階で煙に包まれるまでは一瞬。
・
・
・
『はぁ…っ』
涙が止まらないのは、悲しいからだろうか。
悔しいから？つらい？苦しい？
それとも夢でしか会えないからだろうか。
『…私たちが、すべきこと』
忘れないこと。
松村 北斗、17歳。
私のせいで…大人になれなかった＿＿
初恋の人。
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作者名：あんむ（みし）
| 作成日時：2021年9月19日 20時
