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妹と歩いた道を今は違う人と一緒に歩く。
前に進むのが、とてつもなく怖い。
辰「Aちゃん…、平気か？」
『…は、い。先にどうぞ。後で行きますから！』
辰「じゃあ…これ、まだ温かいから飲んで」
私の気持ちを察して、温かい水筒を渡して
頷き先に行ってくれる代表。
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『すごくいい天気』
妹「空見て！」
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妹を思い出して、空を見上げる。
『…だめだ、』
うずくまって、気持ちを整える。
『何ともない。何ともない。平気だって。
何てことない。大丈夫。』
？「独り言か？」
そんな声が聞こえた気がしたけど、
工事員の人は誰もこちらを見ていなかった。
『よし、』
辰「えええぇ！？」
「あ〜、っと…なぜ壊れたんでしょう…」
辰「故意でしょうね」
「昨日までは慰霊碑が建ってたのに…」
辰「他に異常はないか確認して下さい
…本社には報告せず、何か分かれば僕に連絡を。」
深澤代表の後を追うと、そこには慰霊碑があった。
いや、もう壊れていて慰霊碑とは呼べないが。
辰「うわ、びっくりした…！…いつ来たの？
行こうか。見て回る所は多いよ〜」
『…私だけじゃなかった』
何が、という顔をする彼に続ける。
『慰霊碑。人が亡くなった場所を、
人目に晒すようで不愉快でした。』
辰「…晒す？」
『人が亡くなった場所だと世間にさらして
何になるんでしょう？綺麗に隠してしまったらいい。』
辰「隠しても、事実は変わらない。」
『っ、私はただ…』
辰「あったことはなかったことにはなりはしない。」
核心を突かれて、勝手に気まずくなった。
私と同じ気持ちの人、もううんざりに思っている人が
この現場に少なくとも1人はいる。
『…誰の仕業、』
A 南月
慰霊碑の欠片には、妹の名前も刻まれている。
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あんむ（みし）(プロフ) - リィさん» そうです…！元々Hottestで、置き換えて書いてみたくて…(;_;)ありがとうございますっ>< (2021年9月13日 19時) (
レス) id: 901920fed9 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - んんんん！！韓国ドラマのただ愛する仲ですね！！？？めちゃくちゃ大好きな作品だし、原作の主役のジュノくん大好きなのでめちゃくちゃテンション上がっちゃいました＾＾ 楽しみにしてます(^^) (2021年9月13日 1時) (レス) id: 39bccea71e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんむ（みし）
| 作成日時：2021年9月12日 20時
