ネージュに染まれseason2 (ページ29)

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拒否って逸らしてページ29

ラ「いや、まあまあまあ入っときましょうここは」

岩「なんでだよ」

深「せっかくだからねせっかく
ひとりじゃないよ？ふたりふたり」

岩「なんで入んなきゃいけないわけ？」

『まさか私も入るわけないよね？』

ラ「いや、入るよ2人組にしたら丁度だから」

『なにが？』

阿「数が」

『いいよ私行かなくて』

宮「数が合わない」

『いやそこは3人で行きなよもうそれは』

渡「え？もしかしてお前怖いの？」

肩がぶるっと震えた私を見てラウちゃんが笑う

ラ「16歳入るからねそこは入ろうねお姉さん
んーどうやって決める？あ！待ってレシートある？」

みんなから回収したレシートの裏にラウちゃんが1から5までの数字をふたつずつ書いていく

無邪気って恐ろしい

深「大人しいじゃん諦めたの？」

『いや、もう諦めるしかないでしょうよ』

岩「いや、まじで意味わかんない」

『なに？ひーくんそんな苦手なの？』

佐「あーA知らないのかミスターお化け屋敷」

『は？』

ラ「はいっふっかさんたちも引いて」

それぞれがラウちゃんのポシェットの中から紙を引く中断固として引かない女

ラ「もーぅAちゃんはやくぅ」

『引くか引かないかは私が...っは？』

渡「うるさいからお前これね」

いつのまにか翔太から押し付けられた紙を握りしめて翔太を睨みながらゆっくり手の中の紙を開いたんだ