ネージュに染まれ (ページ41)

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ただいまの場所ページ41

目の前で慎太郎は私が男の人とシェアハウスをしてると聞いて笑ってて

『んーめんどくさそうな人は多いけど嫌な人はいない』

慎「なんか楽しそうに見えるけどねA」

『そう？あーでも見て可愛いでしょ弟』

慎「ふはっすげえ笑ってるてか、やっぱり楽しそう」

『そんなことないよ』

慎太郎はなんだか少しだけ嬉しそうで少しだけホッとしてた

慎「Aだって普通の女の子なんだから普通に幸せになっていいよ」

『なに言ってんの？』

慎「俺らはちょっとだけさミスしたんだよ
樹も北斗もそれにきょももさ」

『やめてよそんなのさ私がさ...』

慎「Aも悪いし俺らも悪いのよ
でもさそこでならAは悪い子脱出出来るんじゃない？」

『え？』

慎太郎がにっこり笑うのとは反対に私はきっと眉が下がってて

慎「A？人って環境で変わるよ？」

『ねえ慎太郎？』

慎「大丈夫だよ。俺らのことはもう大丈夫だから」

違うよ

私が大丈夫じゃないんだよって

口から出なかったのは

環境の変化だったのかな？

私の口から出た言葉に慎太郎はにっこり笑ってくれたんだ

『今日夜ご飯カレーなんだってさ』

帰ることが当たり前になっている私に私が1番びっくりしたりして

なんだかな

帰る場所を見つけたのかな？