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~ ページ14
雄也side
ばかばかばかばか…
何やってんだ俺は…
よりによってこんな時に、、
「あ、あの……俺の、、話聞いてくれる?」
伊野尾くんが今どんな顔をしてるか分からない
静かに「うん」とだけ聞こえた
「…俺、幼稚園のときから、、伊野尾くんが好きだった……
いや、慧が好きだった……」
伊野尾くんは昔のことあんまり覚えてないかもしれないけど、俺は覚えてる
まだ何も知らないあの頃、俺は伊野尾くんのことを慧って呼んでた
伊野尾くんも俺のことは雄也って呼び捨てにしてた
「今、こんなこと言うつもり、ほんとに、無かったんだけどっ、、
伊野尾くんには好きな人がいるわけで、そのっ、赤ちゃんだって…
ほんとっ、、ごめっ、………」
俺は伊野尾くんの顔を見ることができず俯いたまま…
一刻も早くここから逃げ出したかった
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作者名:★Luke★ | 作成日時:2020年2月14日 0時