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惜別の.3 【tngr】 ページ3

ーーー

*tnside

「トンちゃんお疲れ〜」

居間に入ると義母さんがテーブルの前に座っている

「疲れたわぁ〜ほんま誰かさんが途中で抜け出すから…」

義母さんの正面に座り、そう言うと
俺は義母とじとーっとグルッペンを見る。

「ほんとトンちゃんは働き者よねぇ〜誰かと違って」

「誰のことかなぁ?」

グルッペンは俺の隣に座り、とぼけた顔をしながらそう言うも

「アンタのことよサボり魔息子!」

とすぐに義母さんのツッコミが入る

「はえ〜あんたが好きだから植え始めたのに世話もしないとか。はえ〜」

「俺は見る専なんだよ!」

「はえ〜ぐぅ無能」

「誰が大先生や」

「あら、大先生ってだぁれ?」

「あぁ、友達ですよ」

大先生は同じ学校に通う友である
女たらしの無能屑だがやるときはやる男だ

「そうなの?でもダメ男とはあんま関わっちゃだめよ」

遠くを見つめるような目で呟く。

「…なんかあったのか?」

「ふっ…あんたたちにはまだ早いわ…」

「もうガンガン成人するんですがそれは」

俺たちはもう高等教育の三年目であり、
今年の終わりには卒業する

「うるさいわねぇまだ2年あるでしょう?!」

「十分なんじゃ」

「物騒なことにも参加させられる年になりましたからねぇ」

近々、遠くの国の支配地となった隣国に攻め入るらしい。
そうなればいつ軍に呼ばれるかわからないだろう。

「あら、うちは税を多めに払ってるから来ないはずよ?」

「そうなん?」

「俺の家まぁまぁな金持ちなの忘れてた()」

「まぁ、金持ちがそうやって優遇される国の制度もいかがなものかと思いますけどね」

「いいじゃなぁい!私の大切な子たちが離れないでくれるならいくらでも払っちゃう!」

両手を顔の前に出し、所謂ぶりっ子のポーズをする。

「母さん…」

「なによ、言いたいことがあるならいいなさい!」

「その年でそのポーズはキツ…」

「グルッペン、やっぱり黙りなさい」

「ウッス」

流石のグルッペンでもゴゴゴゴゴ…とオーラを出している母親の恐怖には打ち勝てなかったらしい。

いつもはピョコンと立っているアホ毛も心なしか下がっているように見える

……ちょっとかわいいとか思ってないからな

ーーー

なんか…文がまとまってない…
昔書いた文を少しずつ手直ししながらやっているんですが、
それはまぁ雑な文でして、
今上がってる分もまた手直しがかかるかもしれないです!
申し訳ない!

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ルカルカ113(プロフ) - ココアさん» 丁寧なコメントありがとうございます!読者様のお言葉が励みになります。こういうところがよかった!悪かった!などお気軽にコメントしてくださるとうれしいです(*'▽') (2019年6月11日 1時) (レス) id: e202de0e6b (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - いつも作品読ませていただいてます。やはりルカルカ様の作品は面白いです。更新頑張って下さい。応援しております。 (2019年6月10日 21時) (レス) id: 6d6d59ac82 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年6月9日 14時

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