☆3☆ ページ3
ルパン一行。
とあるアジトで、話し込む男三人に一人の女。
「ねぇ、ルパン？お宝取られちゃうなんて貴方らしくないわ。」
女の名前は峰不二子。
その言葉に、
「まぁ〜〜〜ね〜〜〜。そんな時もあるさ。でも不二子ちゃんにあげようと思ってたんだけどなぁ。」
と、猿顔で不二子にべったりの男、ルパン。
それを横目に、帽子を目深く被り直しタバコを口にした男が口を開いた。
「何でもいいが、俺らだって命賭けてんだ。
毎度毎度取られっぱなしも困るぜ。」
と、男…次元が言う。昨晩の事といい、その前といい、相当根に持っているようだ。
その隣で、刀を手入れしながら黙っていた男…石川五エ門がやっと口を開いた。
「…拙者も次元と同意見でござる。
それともルパン、其方何か知っておるのか。」
と、ルパンへ睨みを向ける。
「な〜〜〜によ。不二子だけじゃなくてお前らまでそんなこと言うのか。
いやぁな、あいつに下手に手出しすれば俺らなんて一晩で消されるさ。
暗闇で多少見にくかったが、あの紋章、ちぃと嫌な予感がしてな。
何処かで見たことあんだよなぁ。」
と、頭をポリポリ掻く。
他の三人は、その言葉を聞き、それ以上は何も言わなかった。
それにあのいつもの調子のルパンではないと、何処かで勘づいているのだろう。
ルパンサイド
次元たちに事の次第を話した俺は静かにアジトの外へ出て月夜が照らす屋根に登りタバコに火をつけた。
なぁ、じい様。
あの女がもしも…じい様が言ってた奴だったらって思うんだ。
本当は手を引くつもりはなかったんだ。
だがあの何も宿さない声と、月夜に照らされた一瞬見えた、あの機械的な何も映さない瞳。
それにあの紋章。
あいつが気になって仕方ねぇんだ。
もう一度会わせてくれねぇかな、じい様。
自分の目で確かめてぇんだ。
冷たい風が、ルパンのタバコの煙を静かに流した。
ノーサイド
それから一週間後のこと。
もう偶然とは言えないことが起きた。
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哀羅(プロフ) - NANAさん» 返信遅くなりすみません！お気に入りありがとうございます泣泣更新遅くてすみません。というのもここまでしかネタ思いついてなくて。また考えていきますね。本当に遅いですがお付き合いくださいませ。 (2021年1月17日 12時) (
レス) id: 58cc2e87c6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - お気に入り追加済みです！ゆっくりで構いません！頑張ってください!!!!!! (2020年12月6日 3時) (レス) id: 1e6ccf151f (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 初めまして！主様の作品、拝見させて頂きました！続きがとても気になります！あと、私ルパン三世のキャラの中でルパンが好きなので、今回はルパンオチだと知って私飛び上がりましたwルパンオチってあまりないんですよねぇ....では！更新頑張ってくださいね！待ってます! (2020年12月6日 3時) (レス) id: 1e6ccf151f (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 水蓮さん» 他に案がでなければ、水蓮様のすてきすぎる案をありがたく使わせていただきたいと思います！テストが金曜に終わるので、しばしお待ち下さいっ！ (2020年12月1日 14時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 水蓮さん» お気に入り登録してくださってたんですね！！こんな作品に…号泣ありがとうございますッッ！！！組織名の案、ありがとうございます！まさか提案を下さる方がいらっしゃるとは！！！では、今テストなので終わり次第また更新させてもらいます。 (2020年12月1日 14時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：哀羅 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2020年11月28日 9時
