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とりあえず落ち着こう(至って冷静)


私自身ファンでもなんでもないからこそ

この状況は大変に困る





もし、奴にバレたりでもしたら(本日2回目の白目)









だがしかし、


天はいつでも私の味方をしてくれる筈も無く









数メートル先に見えるエレベーターからチャイム音


開くと同時にユナの姿を視界に捉える








それはもう音速の速さで目の前のお餅を引っ張り近くの用務ロッカーに逃げ込む



目の前をズンズンと殺気を放ちながら通り過ぎていくユナ







ユナ「あんの野郎、、、私のクレカでどこまで買い物行きやがった、、、殺、、、マジで殺、、、」







通り過ぎざまに聞こえた呟きに血の気が引く


もしお餅の存在がバレれば、

私はきっと生きてはいないだろう。





ユナがホテルから出ていくところまでを

しっかりと見届けてから、ホッと胸をなで下ろす





難は、去った。









横のお餅に視線を向ければ、


思った以上に近距離だこと。






やっぱロッカーは狭いか(マジ今更感)






あと数センチでおでこが彼の顎にぶつかるぐらいの近さにたった今気付き、ロッカーの扉をぶち開ける









「あー、っと急にごめんなさい。(命を助けてやったんだから感謝しろ)


さっきの答えですが、


貴方が嫌い、だとかの内容以前に貴方と居ると私には全く利点はないし、むしろ不都合しかないので。


これにて、失礼致します。


さようなら。」








私を見つめたまま、何故かぎこちない動きをしている彼にそれだけ告げてエレベーターに乗り込む



とんだとばっちりだったぜ、ホント。


甘味食べて、ユナの帰還でも待つか。







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作者名:リサ | 作成日時:2019年1月8日 22時

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