偶然は必然で、運命。(BTS) (ページ41)

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JM｢A、

正直にいうとボクはAを初めて見た時、

衝撃的過ぎてびっくりしたよ。

コンビニで偶然出会った時も、

クラブのVIPルームでまた出会えた時も。

多分、お互いに最悪な出会いだった思う。笑

微動だにせずに僕たちを見るAと、

初対面で自分のことが嫌いなのか、と問う僕。笑

でも、この短い期間で偶然過ぎるぐらいボクらは何度も再会してる。

このまま終わらせたくない、

終わらせてはいけないって、

ボクの心がね、ざわついたんだ。

今までこんなに自分から必死に女性に関わることなんてなかった。

Aは、

ボクの中で、特別になってきているんだと思う。｣

真剣な顔になったかと思うとそう言って私の手を掴んだまま話し出すお餅

特別という言葉は置いといて、

まぁ、確かに偶然にしては出来すぎだ

たった二日、三日の短い期間内で

こう、何回も再会するなんて

JM｢ボクはこれからもこうしてAに会いたい、連絡も取り合いたい。

でも、Aが今ホテルにいるということは韓国には住んでいないという確率の方が高いし、

旅行なら日本に帰ってしまう日が近づいてきている事になる。

そうなったら、

こうしてAに会う事が出来なくなる。

ボクは、アイドルだから毎日朝から夜まで不規則に働いているし中々自分の時間も取れない。

だから、今とても、困っている。｣

ションボリとした顔で私を見つめるお餅、じゃなかったジミンはより一層私の手を握る

その困った表情に胸が少しギュッとした(再び料理に視線を戻す)

｢困ってるって、答えは簡単じゃん。

ジミンはアイドルなんだから、

自分と他のメンバーとファンを一番に考えなさい。

見ず知らずの私との偶然はほんとにただの偶然かもしれないでしょ？

ただ、今はこの出来すぎた偶然に酔ってるだけだよ。

私の事で君が困ることないから。｣

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