偶然は必然で、運命。(BTS) (ページ2)

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ユナ「A、一生のお願いがあるの。」

今、私の前で土下座し、しっかり三つ指とおでこを地面に着けているのは友人のユナ

「は？あんたの一生は何回あんの？転生しまくりじゃね？一生終えるの早くね？」

確か、ユナの一生のお願いを先週聞いたばかりだからこいつはまた輪廻してきたらしい

ユナ「そう！何回でも生き返るの私！そしてまた一生のお願い！一生のお願いなの！聞いてよ！ねえ！A！ちょ！話聞けよ！！！ヤー！！！」

仕事の後、私達はよく飲みに行っては日頃の鬱憤を発散する

明日から連休だしユナのくだらん一生の願いはスルーして店を出る

その後ろを息を切らし走って追いかけてくるユナはそれはもう見ものだった

ユナ「ゼェ、、ゼェ、ちょ、っと、、、話、、き、いて、、くだざぃ、、、A、様」

私の足にしがみ付いて離れないユナに溜息をつく

「はぁ、なぁーんとなく、、、予想はつく。」

ユナ「え！！♡ほんと！？♡さっすが心の友よ！やっぱり話がはっやいわ、アンタ！！！」

ユナ「パスポート勿論持ってたわよね！

そして明日から連休、、、

いざ、韓国！！！

待ってて、私のテヒョナー！♡♡♡」

でた、韓国アイドル、、、またか、、。

「そんな事だろうと思ったわ、、、

って私の連休潰す気かぁぁあ！！！ふざけ「旅費は全て私の負担の上、三泊四日でスペシャルスイートなホテル滞在、毎日お酒と素晴らしいディナー付き」仕方ねえな。」

ユナは、韓国アイドルが生き甲斐で私もこれまで散々意味のわからんDVDやライブ、握手会などのイベントについて行かされていた

勿論、私だけ外で時間を潰してたんだけど。

正直そういったアイドル関係には全く興味がない

むしろ全員同じ顔に見えるのは私だけか(失礼)

浮き足立つユナと別れサッサと帰宅し、旅行の準備に取り掛かる

急遽決まった旅行に少し期待しながら(スペシャルスイートなホテル、酒、酒、酒、素晴らしいディナー)その日を終えた

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