◇第百九十四章◇ ページ1
着物で軽く血を拭い、階段を登っていく銀時に着いて行く。と、そこには土方さんと山崎さんの姿があった。
山崎｢旦那！？って、その血どうしたんですか！！大丈夫なんですか、血塗れですよ！？｣
銀時｢うるせぇなジミー。安心しろ、ほとんど返り血だ｣
面倒臭そうに受け答えする銀時。そんな雑に扱わないであげて、山崎さんもきっとデリケートな人な気がする。多分。
土方｢他にもいたのか。いっその事隊を動かしてぇくらいだ｣
貴方｢出来ないんですか？｣
土方｢無理だ。何せ吉原で起きた事件だぞ？そもそも俺らがこんな事してるってバレたら何枚書類書かされるか分かったもんじゃねぇ｣
罰意外と軽いんだな。本人たちからしてみたら重いのかもしれないけど、本物の首飛ばされたりしないならマシな方ですよ。
山崎｢でも、これ元々は地上で起きてた事件ですよ？この場合ってセーフにならないんですかね｣
土方｢薬の製造場所は此処だ。とっつぁんはギリ許してくれるかもしれねぇが、頭の硬い上の奴らが許してくれると思うか？主に近藤さんに流れ弾行くぞ｣
山崎｢確かに……｣
そっか、近藤さん局長だったっけ。部下たちの不始末で呼び出されたりするんだろうな。偉い人も大変だ……。偉いから大変なのか？そういえば土方さんも副長だったよな。大丈夫なのかな土方さんの方は。
銀時｢ま、処罰については俺らには関係ねぇし、ちゃっちゃとぶっ飛ばして終わろうぜ｣
土方｢気楽で良いな、テメェはよ｣
はぁ、と溜息を一つ落とし、辺りを見渡す土方さん。敵の気配は全く感じられず、私たち四人以外に此処に立っている者は誰もいなかった。
土方｢山崎、この上が管理室で間違いないんだな｣
山崎｢はい。他の場所は全て確認しました。旦那方がいた方は一方通行の道なので、一人も残さず倒し切っていたのならもう敵は残っていないはずです｣
銀時｢一方通行？あれの何処が一方通行なんだよ、まるで迷路だったぞ｣
山崎｢迷路……って、そんなはずはないですよ｣
銀時｢は？｣
山崎さんが何を言っているのか全く理解出来ずにいる私と銀時は、お互い目を合わせ意味が分からないと顔で訴えかける。
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鬼灯(プロフ) - 初めまして…！！続き楽しみにしてました、既に好きです！！！！シリーズ最初にリンクの貼ってあったヒカリ証明論も聴かせて頂きました…滅茶苦茶に歌い方も好みでした((((これからも応援してます！！ (2021年9月5日 18時) (
レス) id: 9ea7ca46b0 (このIDを非表示/違反報告)
またまた - 初めまして！最高でございます、はい、、大好きです！！！！！これからも応援しておりまする！！ (2021年8月4日 1時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - おかえりなさい！続き凄く楽しみにしてました。 (2021年6月19日 6時) (レス) id: 03c126c95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LAZU(らず) | 作成日時：2020年6月27日 8時
