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「自分では頭悪いって言ってるけど、そんなことない子」
ジェシー君が思い出すように話し始める。
「あと、可愛くないとも言ってたな。
……すっげぇ可愛いのに」
手が震える。
じわぁっと涙が溢れてくる。
「まだ好きなの？」
「一方的な片思いだね」
うそ、本当に？
それじゃあ、まだ、間に合う？
「叶わない恋は辛くない？」
巨乳女子がジェシー君に近寄る。
後ろから胸を押し付けるようにして
ジェシー君に抱き着いた。
やだ。やめて。
触らないで。
「私が忘れさせてあげるよ」
ジェシー君が振り返る。
巨乳女子がジェシー君の首に腕を回す。
やだ、やだ、やだ。
「だめ！！！」
思い切りドアを開けて叫ぶ。
ジェシー君と巨乳女子が驚いた顔して私を見る。
「A、なんで...ッ！？」
ジェシー君の声を遮って
歯がカチッと当たるくらいに思いきり口づけた。
突然のことに体制を崩して座り込む。
私も一緒にその場に座り込んだ。
呆然としたまま瞬きを繰り返している。
「A…？」
私に向かって伸びる手を払った。
「…いで」
「え？」
「触らないで」
ジェシー君が伸ばした手をギュッと握り締める。
「私以外の子に触らないで、触られないで」
「え？」
「お菓子だって、お弁当だって貰わないで」
「A、」
「私以外の子と帰っちゃいやだ」
「…」
「私以外の子に優しくしないで」
「…うん」
「キスだって、私以外の子としちゃいやだよぅ」
「うん」
ボロボロ零れる涙をやさしく拭ってくれる。
涙を堪えてジェシー君を見る。
口元を緩めて嬉しそうに笑っている。
「他には？」
「他？えっと、えっと、
あ。隣の席の子と必要以上にくっついちゃやだ」
「うん、他は？」
「…ひ、貧乳でも我慢して」
「あはは！」
笑われた！気にしてるのに！
「あとはね、」
「まだあるの？
めんどくせー」
ケラケラ笑うジェシー君。
「…ごめん」
「ふふ。嘘。
めんどくさいの好き」
ジェシー君が私をギュッと抱きしめた。
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HARU(プロフ) - あいすさん» んふふ（笑）あいすさんをたくさん泣かした気分♪またジェシー書きますよう！のんびりお待ちくださーい（笑） (2015年5月30日 9時) (
レス) id: 5f45f38707 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - みりまむさん» ありがとうございます(*ﾉωﾉ) みりまむさんはいつも褒めてくださるので、ついつい調子に乗ってしまいます（笑）今後もよろしくお願いしますね♪ (2015年5月30日 9時) (レス) id: 5f45f38707 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - 泣ける作品( ；∀；)またジェシー書いてください♪HARUさんお疲れ様でした(*>ω<*) (2015年5月30日 8時) (レス) id: b73e41006e (このIDを非表示/違反報告)
みりまむ(プロフ) - HARUさん、お疲れ様でした！！『一途すぎて愛おしいバカ』最高です！！！やっぱりHARUさんが書くお話大好きです！！ (2015年5月30日 0時) (レス) id: 8e043e8cc2 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - HARUさん» ぜんぜん！そう！年下(*´□`*)やーん楽しみ♪ (2015年5月27日 0時) (レス) id: b73e41006e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年4月8日 21時
