story 101 JM ページ3
久しぶりにテテと飲み屋。
終始黙ったまま
ゆっくり呑んでいるテテ。
何か話したそうだけど
テテのタイミングを待った。
A先輩のこと
諦めたけど
嫌いになったわけじゃない。
今でも大好きな先輩で
大好きな親友の
彼女だったのに。
TH「ジミナ」
「んー？」
TH「俺はさ･･･ただ･･･
Aが隣でさ･･･笑っててくれたら･･･」
「そんなに好きなら
なんで別れた？理由は？」
TH「無理って。会いたくないって」
「だからなんで？」
TH「なんでだろ･･･」
「テテ」
TH「俺もわかんねぇ」
「まだ噂だけど
日本に支社ができるって」
TH「マジか」
「多分、先輩は呼ばれるよ」
TH「だな」
2人･･･いや
3人の間で何かがあったのは
事実なんだろうけど
それを俺が聞いたところで
何も解決しないから
それ以上追求するのはやめた。
ただテテが
悲しそうで、辛そうで
それを見ていて
俺も悲しかった。
それから3ヶ月後。
噂だった日本支社ができて
俺達が入社して2年目の春。
A先輩は
日本へと発った。
テテとはたまに呑む程度で
なんとなく疎遠になった。
グクは実家の会社で
頑張っているらしい。
1年前の春。
入社してからの数ヶ月は
楽しかったのに
なんでこんな風になったのかな。
テテもA先輩も
幸せそうじゃなくて
見ていられなかった。
そして･･･更に
何も起きないまま
何も変わらないまま
1年が過ぎて
俺達は3年目の春を迎えた。
同期「ジミン、聞いた？」
「なにを？」
同期「新しい課長が来るって」
「あー、課長が異動したからね」
同期「それがさ、A先輩らしいよ」
「･･････え？マジで？」
同期「先週末、他の同期が見たって」
「･･････そっか」
同期「更に綺麗になってたって」
「･･･ふーん」
テテ･･･A先輩が
帰って来てるらしいよ。
早いとこ取り戻して
2人とも幸せにならないと。
俺が奪っちゃうよ。
･･････なんてな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 391人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さるるん(プロフ) - remonedo0130さん» ありがとうございます!!途中グダグダでイライラしたでしょ？こんな駄作に大好きなんて言ってもらえてさるるんは幸せです!!次の作品も是非よろしくお願いします!! (2020年1月11日 23時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - 更新ありがとうございます(*^^*)こちらのお話、私は大好きでした。また番外編気が向けば書いてくださいね。お疲れ様でした。次のお話も楽しみに待ってます。 (2020年1月11日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - さるるん様 (2020年1月11日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さるるん
| 作成日時：2019年12月12日 22時
