story 39 ページ39
スタジオで寝ていると
メッセージが届いて
目を覚ました。
“Aに会わせろ”
ジョンウから
脅迫のようなメールが
あれからずっと続いている。
深夜、早朝と
時間を問わず。
“もういない”と
伝えたものの
信じてもらえなかった。
証明するものもないしな。
なんなら俺も
信じたくないし。
最近はスルー。
相手するのも面倒臭い。
「何時だよ」
呟いて時間を確認すると
午前4時。
そういえば
こんな時間に
Aを送って行ったな･･･。
「･･･今日は帰ろ」
1人なのに
誰もいないのに
誰かに語りかけるように
独り言を言うと
久しぶりの我が家を目指した。
？「あれ？ヒョン？」
「おー、スンリ。朝帰りかよ」
SR「ヒョンこそ」
「俺は事務所」
SR「久しぶりにここで会うね」
「2週間ぶりかな」
SR「郵便受け見た方がいいよ」
「そうだな」
地下駐車場から
部屋には上がらず
エントランスの郵便受けに向かった。
？「クォン・ジヨンさん？」
「はい？」
声を掛けてきたのは
常駐している
コンシェルジュ。
「なにか？」
con「郵便受けが満杯で、お預かりしています」
「あー、はい」
con「部屋まで運びましょうか？」
「そんなに？」
con「ダンボール2つ程です」
「お願いします」
郵便受けに残っていた
郵便物を抜くと
部屋の前には
ダンボールが2つあった。
部屋に運び入れて
とりあえず、シャワーと
思ったのに･･･。
目に入った
いくつかの手紙。
宛名も差出人もない。
あー、ジョンウかと思った。
暇人だなアイツ･･･。
1つ手に取ると
その下にあったのは
国際郵便。
つたないハングル。
もしかしてと
差出人を見ると
そこにはAの名前があった。
端をビリビリと破って
手紙を取り出した。
読みながら
その場に座り込んだ。
Aが元気そうだ。
Aが会いたいって。
今すぐ日本に飛んで行きたい。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
