story 35 ページ35
JW「お前、好きなの？マジで？」
「ジョンウ」
JW「俺の女だぞ。返せよ」
「ジョンウっっ!!」
JW「なんだよ」
狂ってる奴に
何を言っても無駄かもしれない。
でも、言わなきゃ
Aはずっと
恐怖で怯え続ける。
「お前のじゃねぇ」
JW「俺のだろ」
「俺ら付き合ってんだ」
JW「え？二股？」
「ジョンウ、本当はわかってんだろ？」
JW「･･････わかんね」
「Aに手を出すな」
JW「こっちのセリフ」
どう言えばいい？
何をどう伝えたら
わかってくれるんだ･･･。
「頼むよ･･･ジョンウ」
JW「･････････」
「わかってくれよ･･････」
JW「･･･お前こそ･･･わかってくれよ」
「何を？」
JW「俺はAを愛してるんだ」
「だからって強引過ぎるだろ？」
JW「･･････俺んだ」
Aに執着しているとしか
思えない。
どうしたらいいか
どう言えば
Aを守れるんだ･･･。
“♪♪〜♪”
手に持っていたスマホに
届いたメッセージ。
チラッと目に入ったのは
スンリからなのと
病院という文字だった。
慌てて開くと
“Aちゃんが吐いた。
病院に連れて行くよ”という
メッセージ。
「お前がAを追い詰めてる」
JW「･･････」
「あいつ、壊れるぞ」
JW「･･･俺が･･･傍に」
「Aは望んでない」
JW「･････････」
「次は通報するからな」
ジョンウを置き去りにして
Aの部屋を後に
タクシーで病院に向かった。
途中、スンリに電話をすると
病院には着いたけど
一緒に入れないから
警備チームに頼んだらしい。
病院の駐車場に着いて
俺の車を探し
助手席に乗り込んだ。
「連絡は？」
SR「まだ」
「何があった？」
SR「車に乗せようとしたら
吐いちゃって、倒れたんだ」
「で？」
SR「声掛けても反応ないから
スタッフに連絡して、病院に来るよう･･･」
スンリのスマホに着信。
治療が終わって
病室にいるという連絡だった。
裏口から指定されたエレベーターに乗り
Aの病室を目指す。
俺も立っているのが
やっとだった。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
