story 34 ページ34
JW『はい』
「ジョンウ？俺」
JW『なに？』
「話あるんだけど」
JW『今は無理』
「すぐ済むから。どこ？」
JW『･･････』
「俺が行くからさ」
JW『･･････』
「聞いてる？」
返事をしなくなったジョンウに
苛立ちを隠せず
聞いてるか？と言うと
電話の向こうで
ジョンウがフッと鼻で笑った。
JW『わかってて
電話掛けてきたんだろ？』
「･･･ジョンウ」
JW『いるよ』
「っっ!! 今どこ？」
JW『教えない』
「通報するか？」
JW『通報？なんで？』
「なんでってお前っ!!」
JW『恋人と一緒にいるのに？』
狂ってる。
そんな奴じゃなかったのに。
言葉に詰まると
電話は切られた。
スマホの画面を閉じようとして
気が付いた。
念のためにと
位置情報がわかるアプリを
Aのスマホに入れたんだった。
検索してみると
Aの部屋だった。
SR「わかった？」
「Aの部屋だ。ジョンウといる」
SR「え？ジョンウヒョン？」
「うん」
SR「どーすんの？」
「行く」
SR「俺も行く」
スンリを伴って
Aのマンションを目指した。
手のひらに汗をかいて
ハンドルが滑りそうで
いつもより強く
握りしめる。
俺の隣でスンリが
警備チームに連絡していた。
オートロックの番号は
俺の誕生日。
「Aっっ!!」
A「･･････オッパ」
「ジョンウ･･･てめぇっ!!!!」
ソファに座っているジョンウ。
その前に震える足で
やっと立っているA。
殺意を覚えた。
殴りかかろうとして
スンリに止められた。
来ていたロングカーディガンを
脱いでAに羽織らせると
怒りで震える手で
前のボタンを止めた。
下着姿だったA。
スンリに連れて行くよう頼むと
拳を握り締めて
ジョンウに問いかけた。
「なにした？」
JW「まだ何も」
「なんで･･･下着なんだよ」
JW「脱げって言ったから」
「･･････ジョンウ」
友達のはずなのに。
長年付き合ってきたはずなのに。
どうして･･････。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
