貴「バレたらどうするつもりなんだ、この人。」 ページ7
放課後。
友達と別れて一人で歩いていたら、突然後ろから肩をたたかれた。
貴「…?」
不思議に思って振り向くと、そこにはマスクと帽子をつけ、サングラスをつけた誰か。
あわてて飛び退くと、その誰かは慌てたようにサングラスを外した。
天「待って待って、逃げないで!僕だよ、僕!」
声で天月くんだと分かり、俺はもう一度天月くんに近づいた。
貴「え、ちょ、どうしたんですか?何で此処に天月くんが?」
そう聞いたら天月くんは
天「いやぁ、偶然この近く通ったから、寄っていこうかなって思ってさかたん家向かってたんだけど、そしたらシングちゃんっぽい人見かけたからさ!」
そう言って笑う。
いやもうこの際別に俺んち向かおうとしてんのは良いよもう。
けどさぁ…
貴「いやあの、もし人違いだったらどうする気なんですか!?大変なことになりますよ!?」
そう、マスクと帽子をつけた上でサングラスとか、もはや不審者でしかない。
それに、仮につけずに話しかけたとしても、それが歌い手さんのファンだったらほんとにどうするつもりなんだ。
天月くんはただでさえ有名だし、顔立ちも端正だ。
なのに何故そういう危機感を持たないんだ、天月くん。
天「んー、何とかなるかなぁって!」
あっけらかんと笑う天月くんに呆れつつも、俺と天月くんは家に向かって一緒に歩いていった。
…これ天月くんがバレたら確実に炎上するやつだな。←
____________________________________
続きます!
貴「混乱するのはよく分かるよ。」→←貴「こういう授業だとテンション上がるの俺だけ?」
172人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nana(プロフ) - くあまそさん» いえいえ!楽しんで頂けたなら幸いです!コメントありがとうございました! (2018年3月26日 9時) (レス) id: c4e81fb3b3 (このIDを非表示/違反報告)
くあまそ - 浦島坂田船大好きなので嬉しいです!ありがとうございました! (2018年3月26日 8時) (レス) id: 449767878f (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - うごが終わるの悲しいよここ#さん» コメントありがとうございます!センラさんですね、分かりました!頑張らせていただきます( ̄∀ ̄ゞ−☆ (2018年3月24日 21時) (レス) id: c4e81fb3b3 (このIDを非表示/違反報告)
うごが終わるの悲しいよここ# - こういうの好きです!!!センラさんとの絡みをもっと・・・ (2018年3月24日 18時) (レス) id: c1d8edb9ce (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 光希さん» ありがとうございます!更新頑張らせていただきます( ̄∇ ̄*)ゞ (2018年3月19日 20時) (レス) id: c4e81fb3b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nana/志麻リス | 作成日時:2018年3月10日 13時