037 二人で電車旅 ページ37
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ぽんぽん…
って誰かに頭触られた気が…
ん？
萩「次、乗り換え…」
ボーッとしていたらいい感じの電車の揺れで
気持ち良くなったのか、気付いたら寝ていた。
「ん、あ、寝てた……？」
萩「思いっ切り俺の肩に頭乗せて寝てた……」
「うそっ？！ごめんっ！！！」
なんてこと……やっぱまだ酔ってるのか眠い、
変なおっさんの隣じゃなくて良かった、って思った。
たまにいるんだよね、変なおっさん……
それに比べて慧悟は…何この高いお鼻、
綺麗な肌、真っ白い歯、やっぱかっこいいよなぁ
なんて改めて思っちゃった。スーツで３割り増し。
ってだめだめ、何思ってんだか。
萩「変わんないね、なんか懐かしくなった。
二人でよく電車旅したじゃん？！」
「…あー、あったねー……慧悟の服にさ、
寝ててヨダレ垂れてめっちゃキレられた…」
萩「それは！！！！
高校生にしては高い服だったから…」
「そんなことで怒るとか短気すぎぃ」
萩「今はそんなことないよ、少し大人になったし」
少しって、元々の性格はなかなか変わることなんて
ないし意識して変えようとしてもそう簡単には
変わんない。きっとその少し、もほんの少しなんだろうな
無事に乗り換えて最寄り駅まで到着した。
「ありがとう、ここで大丈夫」
萩「駅から少し歩くじゃん、送るって」
「すぐだよ、大丈夫だから……」
萩「………美勇人？美勇人に怒られるとか？」
怒られるっていうか、いい気はしないだろうな
朝から心配して、あんな顔されてしまったし……
できれば美勇人を不安にさせたくないし。
「うん、心配しちゃう……」
萩「ここまできて別れるって逆に怪しいじゃん。
俺はコソコソしたくない、家の前まで送ってちゃんと
何事もなく送り届けたって事実が欲しいだけで…」
「そっか、北山さんに頼まれたもんね」
先輩からの業務命令、そうだよね…
遠慮がちに"ありがとう"とお礼を言い、結局
送ってもらうことになった。
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らぶ子♪(プロフ) - kaori02081106さん» コメントありがとうございます^ ^お待たせしてすみませんでした！やっと完結したので宜しければご覧ください。 (2019年3月6日 0時) (
レス) id: e946ed239f (このIDを非表示/違反報告)
kaori02081106(プロフ) - 更新待ってます！ (2019年1月26日 11時) (レス) id: f42da0526d (このIDを非表示/違反報告)
らぶ子♪(プロフ) - あやちさん» コメントありがとうございます♪はーい、放置してたんですが近々更新しますね^_^ (2018年11月3日 22時) (レス) id: 1041c54813 (このIDを非表示/違反報告)
あやち - 更新待ってます！ (2018年10月14日 11時) (レス) id: becefe6df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぶ子♪ | 作成日時：2018年6月3日 21時
