032 愛想振りまく ページ32
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お風呂から上がってご飯の用意をしていると
玄関が開く音がして美勇人が帰って来た様子。
「おかえり、みゅ…うと……？」
玄関まで迎えに行ったのに美勇人は黙って
抱きしめたまま動かない。あ、これ前にも
あった状況だ。なんか不安なことあった…？
「どうしたの？何かあった…？」
美「Aが萩ちゃんと帰ってた…
たまたま買い出し行ってるとき見えて…」
…やばい…やっぱり隠すことはできない。
このタイミングで言うしかないんだ。
「ごめんね…実は慧悟と同じ会社だったみたいで
知らなくて…今日初めて知ったの。しかも部署も
同じだから、どうしても避けれないんだよね」
美「……そっか…A、
俺と結婚して仕事、辞める？」
「え？！……何、急に……」
頭が回らない。びっくりしてる…！
美「はは、嘘だよ。ごめんね、もう少しね、
経済的に余裕ができたらすぐにでもAを
お嫁さんにしたいなぁー…もう少し待って？」
「……美勇人……待ってるよ、ずっと」
泣きそう…。美勇人も同じこと思ってくれてた
なんて、それだけでも嬉しいな…。
美勇人も私もまだまだ若いしこれからお互いに
頑張って貯金してやりたいことやりきって…
美「でもなんか安心した…
萩ちゃんさ、彼女できたんだって…」
「……あ、そうなんだ……」
そうだったんだ…それは良かった。
今日言われた言葉もビジネスパートナーとして
言われただけだよね、慧悟だってかっこいい、
営業部に向いてる！そう思うのと同じで。
うん、深く考えるのはもうやめよう。
お互いに仕事の同期として、事務的に接する。
それでいいなら安心できるし、美勇人にも
心配かけなくて済むし。一安心だ……
美「ところで部署どこ……？」
「営業部だよ」
美「えー、まじか。愛想振りまくの？」
「そりゃ、仕事はみんなそうでしょ？
美勇人だって服売るためにはお客さんに
愛想振りまくじゃん…ぴっちぴちJKとか
むちむちギャルにも愛想振りまいてんでしょ？」
美「…まあ、俺に会いに来てくれる
お客さんは何人かいるけど………」
「やだー、森田くんレジから動くな！」
美「無理、タイムセールの看板持たなきゃ」
絶対いる、美勇人目当ての女性客。
だから美勇人の仕事してる姿は絶対に
見たくないし行かないって決めてるの(笑)
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らぶ子♪(プロフ) - kaori02081106さん» コメントありがとうございます^ ^お待たせしてすみませんでした！やっと完結したので宜しければご覧ください。 (2019年3月6日 0時) (
レス) id: e946ed239f (このIDを非表示/違反報告)
kaori02081106(プロフ) - 更新待ってます！ (2019年1月26日 11時) (レス) id: f42da0526d (このIDを非表示/違反報告)
らぶ子♪(プロフ) - あやちさん» コメントありがとうございます♪はーい、放置してたんですが近々更新しますね^_^ (2018年11月3日 22時) (レス) id: 1041c54813 (このIDを非表示/違反報告)
あやち - 更新待ってます！ (2018年10月14日 11時) (レス) id: becefe6df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぶ子♪ | 作成日時：2018年6月3日 21時
