LOVE～CM (ページ27)

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「ねぇ、なんか…

すごく人が増えてない？」

バーベキューはゴールデンウィーク後半に決行

された。

予想外にバイト内でバーベキューの話が広まり、

3年生以外にも大勢が参加するとは聞いていたが…

それにしてもこの人数、

今日、バイト先は人足りてるのかな？

ソヨン「ほんとだ、みんなバーベキュー好きなんだ

ねぇ。A、荷物これだけ？」

ようやく、夜シフトメインの年下の大学生、

テミンくんと付き合い始めたソヨン。

今日はお邪魔だとはわかっているものの、ソヨンと

2人でテミンくんの車に乗せてもらってきた。

免許取りたてのテミンくんを助手席でソヨンが心配

そうに見ていて、道すがらニヤニヤしてしまったけ

ど、幸せそうで何より。

「うん、ありがとう。」

車から荷物を降ろし、大きな声で場を仕切っている

キュヒョンに声をかけた。

「キュヒョン、おはよ。

私たちは、何をすればいい？」

KH 「おはよーAとソヨンは焼きそば！

テミンはタープテント設営。働けー！」

そう言われて、ソヨンと2人で簡易な洗い場に移動し

たら、シムくんがいた。

久しぶりにみる彼は、なんだかいつにも増して

男前だった。

CM 「おはよう、久しぶり。

俺もう切り終わったから、ここ使って。」

「うん。ありがとう…あ！久しぶり…」

肉の塊を切っていたと思われるシムくんは、

クスッと笑うと焼き場に向かって歩いていった。

ソヨン「相変わらず男前だねーシムくん。

そういえば、掛け持ちしてるバイト先で彼女出来た

らしいよ？テミンが言ってた。」

…え？

ユナさんは？

「そう、なんだ…。」

ソヨン「今日連れてきて…はいないか、さすがに

バイト先違うもんね。」

野菜を切りながらも、どうしても気になった。

ユナさんとは別れたのかな？

あれ？私が2人を見かけたのいつだっけ？

あれからまだ数ヶ月…だよね？

………ユノがバイト辞めてから知ってよかった。

またモヤモヤを抱えるとこだった。

なんて、

ほんと、自分のことばっかりだな、私。