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学祭も終わって周りはすっかり受験モード。
私は未だに進路に悩んでいるけど、正直勉強が好きなわけじゃないから このまま就職してもいいなあ、なんて考えている。
「たまご焼きもーーらい」
お昼の時間 私が友達とお弁当を食べていると、後ろから白くて細い手が伸びてきた。そしてあとひとつしかない卵焼きがいつの間になくなっている。
こんなことする奴は1人しか居ない、、
『辰哉のお母さんにチクるよ』
「う〜わ、卑怯な女だな」
友達には"本当に仲良いね〜"なんて言われるけど 最近の辰哉は何を考えているかよく分からない。
私の事どう思っているんだろうか、、
友達？妹？
でもキスしてきたり手繋いできたり
私遊ばれてんのかな？
「お前、進路どうすんの」
『うーん、特に決めてないけど』
「ふ〜ん」
『辰哉は？』
まさか彼の方から進路の話を持ち込んでくるとは思わなかったな。私も聞き返してみたけど 辰哉は机に座って携帯をいじるばっかで全然答えようとしない。
『答えられないなら聞くなっつーの』
「いってーーー、この暴力女！」
この時の私は 彼の異変に気づいてあげられず
後から後悔することになる。
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ねぎ(プロフ) - ゆーりんちーさん» とても励みになります、ありがとうございます(；＿；) (2022年7月30日 13時) (
レス) id: 16c272aa68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんちー - すっごいドキドキしながら読んでます♪次も楽しみです (2022年7月30日 11時) (レス) @page13 id: 4b30b08088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねぎ
| 作成日時：2022年7月29日 3時
