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黒木「A？」
A「うん...いや、うーん...2泊3日...」
黒木「大変申し上げにくいんだけど...もう決定事項なんだ」
A「え、強制参加？じゃあなんで直前報告？」
黒木「前々から伝えてたら今みたいに渋るでしょ？」
A「もちろん。行かなくていいじゃん」
黒木「それは出来ないよ、僕校長だし...それにAに止められると僕も行きたくなくなるから」
A「だよね...うん、わかった。みんなのために頑張ってね、ぐろﾞぎぜんぜい...」
黒木「既に号泣してるけど大丈夫...？」
A「だいﾞじょﾞうﾞぶ、 2日ぐらﾞいﾞだいﾞじだごどなﾞいﾞ」
黒木「泣かないでよ...いつもみたいにいつでも電話してきてくれていいし
そうだ、毎日22時に電話するから、ね？」
A「ホント！？」
黒木「うん、僕から電話する」
A「絶対だよ？待ってるからね！」
黒木「うん、約束ね」
指切りげんまん、針千本は...飲ませないな
No side
そして桜花ゼミナールの夏合宿の日がやって来た
子供を送りに来た保護者、バスに乗り込む塾生
そんな彼らの様子を社長の白柳と校長は教室の窓から眺め、話をしていた
白柳「そうですか、紗良が...」
黒木「はい。不思議な力を持った子です、時に私も及びません」
白柳「じゃあ私の囲碁と同じですね」
橘「あっ、そろそろ出発しますので」
白柳「はい」
報告にやって来た橘に黒木はあるものを渡した
黒木「橘先生、これを。Ω選抜テストの結果を反映したクラス分け表と部屋割りです」
橘「はい！」
大勢の保護者に見送られてバスは出発した
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作者名：愛音
| 作成日時：2021年11月28日 21時
