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さとみside




あれ…俺…顔赤くなってる…?





あ、やべ、今は茶会に集中しないと




る「さて、茶会を始めるとするか。なーくんの組は、最近どう?」




な「あー順調順調!困ったことは特になかったよ〜。で、るぅとくんのとこは?順調?」




る「あぁ、Aがよく頑張ってくれてるおかげで順調だよ。」




な「そんなに強いの?!」




る「うん、うちの男の部下達よりダントツで戦闘能力が上だね」




な「嘘でしょっ?!」




る「あ、そうだ、Aとさとみさんで、一対一で少しだけ勝負してみない?」




な「おっ、いいね!さとみくん、いいかな?」




さ「ま、まぁ、いいですよ」



る「Aも、いい?」




 『ええ、喜んで』





嘘だろ?俺がAさんと勝負?




あのる組の中で一番強いって言っても…




あんな小柄の女の子に本気を出したりはしない




 『さあ、始めましょうか』




る「それでは、始めっ」




Aさんは、るぅとさんの合図と同時に一気に表情が変わった。




話していたときとは180度違う、とても真剣な表情をしている




俺は、蹴りをするかまえを一瞬だけしてみた









かまえた瞬間、俺はAさんに押さえつけられていた




あの一瞬のかまえた時に押さえつけたのか…?




あの小柄な女の子がか…?




なーくんも口が開いたまま閉じていない





この人はただの女の子ではない




きっと、きつい訓練を乗り越えてきたのだろう




なんだか、彼女のことを知っていく度に、もっと彼女のことを知りたくなっていく




まるで、魔法のように




な「す、す、すごいね…!うちのさとみくんを押さえつけちゃうなんて…!」




る「すごいでしょ?Aはつらい訓練を誰よりも努力して乗り越えてきたから」




そんなこんなで、月に一回のる組とな組の茶会は幕を閉じた




その帰り際、俺はAさんに、電話番号を書いた紙を誰にも気づかれぬようそっと渡した

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作品ジャンル:恋愛
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ゆいる@べりらわ(プロフ) - るいさん» 本当ですかw私も時々見返すんですけど、流れますよねw (2021年3月31日 9時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 確率0.00005%を読んでる時、「これが恋って言うやつなのか♪」が頭の中で再生されたんだがw (2021年3月31日 8時) (レス) id: 679eb4d660 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる@べりらわ(プロフ) - ありがとうございます!次回作もどうかよろしくおねがいします!(*- -)(*_ _)ペコリ (2021年3月18日 6時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 完結おめでとうございます!次回の作品も楽しみに待ってます(ФωФ) (2021年3月18日 1時) (レス) id: 499ec84b93 (このIDを非表示/違反報告)
桜あやや@べりらわ(プロフ) - ゆいる@べりらわさん» はい() (2021年3月7日 16時) (レス) id: 90426be14c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいる@べりらわ | 作成日時:2021年1月9日 17時

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