恋の確率 0.00001%【桃】

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さとみside





いやぁ、マジびっくりしたぁ






急になんか二人部屋に入ってきてとっさに隠れてすぐばれて一緒にゲームして…






いや、いろいろ起こったな〜







あ、ころんが最後に言ったこと、マジで気をつけなきゃだな(ころん君とさとみ君はゲームで仲良くなり、呼び方が変わりました)





本当に今回はころんと莉犬だったからよかったけど、なーくんとかだったら面倒なことになっていた





連絡先消されたり、もう会っちゃ駄目とか言われそうだな…





そもそも他の組の人とはあまり関わってはいけないことになってる





なーくんとるぅとさんは別だけど





とにかく、今後会うのであれは厳重に警戒をしないとな





『えーと…さとみ君？』





さ｢ん？何？｣





『あの、ころん君と莉犬君が持ってきてくれたケーキ一緒に食べない…？一人じゃ食べきれないし…』






さ｢え、いいの？｣





『うん！じゃあ、紅茶いれてくるね』





さ｢ありがとう｣





彼女は小走りで台所に向かい、紅茶を注いでいる





その姿さえも愛しく思えてくる





『おまたせしました〜それでは』





さ｢『いただきます』｣





さ｢またそろったねw｣





『だねっwﾓｸﾞﾓｸﾞ…美味しい…！』





さ｢本当美味しそうに食べるね｣





『だって、本当に美味しいんだもん…！』





もんって…どんだけ可愛いんだよ





そう思いながらケーキを一口食べた





さ｢…本当だ、めっちゃうまい…｣






『でしょ！やっぱり、一人で寂しく食べるよりも二人で仲良く食べる方が美味しいんだね』





さ｢ふっ、そうだね｣






本当に彼女の全てが愛しくてたまらないのはなぜなのだろう






さ｢さ、食べ終わったしそろそろ帰るよ｣






『うん、わかった。また今度やろうね』






さ｢うん、必ず。じゃあ｣






『またね』





Aちゃんは、少し寂しげな顔で見送ってくれた





次に会えるのはいつだろうか





次にあの笑顔を見れるのはいつだろうか





その日を願って毎日仕事をしている






そう、とっくに俺は彼女に









依存していた

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