恋の確率 0.00001%【桃】

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Aside





さ｢『いただきます！』｣





さ｢はじめてなのに、そろったねw｣





『だねっwまずはパンケーキから食べようかな…ﾓｸﾞﾓｸﾞ…んん？！美味しい…！』





さ｢そう？じゃあ俺にもちょーだい？｣




『あ、うん。よいしょっと…はい、どーぞ！』





さ｢ん、ありがと。あ、美味しいね…Aちゃんが選んでくれた紅茶とよく合うね｣





『本当？ｺﾞｸｯ…うん、すごく合ってる。よかった〜！』





さ｢やっぱり、Aちゃん紅茶好きだった？｣





『うん。紅茶は好きだけど…何で分かったの？』





さ｢だって、茶会のとき、Aちゃん紅茶についてすごい詳しかったから、紅茶好きなのかな〜って｣





『そんなに話しちゃってた…な組の組長さん気分損ねてなかった…？』





さ｢なーくんはそんなに気分損ねたりしないからだいじょーぶ。むしろ、ふむふむって真剣に聞いてたよ？｣





『本当？ならよかった…』





さ｢今度機会があったら、なーくんとか、俺の組の皆にも紅茶飲ませてあげてくれる…？｣





『もちろん。喜んで』





さ｢ありがと。あ、クリーム｣





『クリーム…？』





さ｢ちょっと動かないでね…はい、取れたよ｣





『あ、ありがとう…』





どうやら、私の頬に、ケーキのクリームがついていたらしい





あぁ、なにやってんだ私！





しかも、さとみ君に取ってもらっちゃったじゃん！





顔、すごい近かったな…





そう思うと、顔がどんどん熱くなってきた気がする





さ｢顔赤いけど、大丈夫？熱ない？｣





『大丈夫です…』





さ｢本当？無理しないでね？｣





あーもう、さとみ君を心配させちゃったじゃん…





本当私なにやってんだろ…





さ｢そういえば、Aちゃんって休みの日とかなにしてるの？｣






『えー、読書とかかな？あと、次の仕事はどうしたらうまくいくか考えたりもしてるよ。さとみ君は？』





さ｢俺は…ゲームかな。友達とかとよくやったりするよ｣





『そうなんだ〜、私ゲームすっごい下手なんだよね…好きなんだけどね』





さ｢そうなの？じゃあ、今度一緒にやる？少しくらいなら教えられるけど…？｣





『本当！是非教えてもらいたいです…！』





さ｢じゃあ、今度やろうね｣





『うん！』





こうして、またさとみ君と会う予定ができた




さとみ君と今度ゲームできるのか…すっごい楽しみだな〜！





もっと一緒に居たいな

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