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-Story21-side夢主-【更新】 ページ22

スマホの画面を見ると…

「なる…?!」

電話をかけてきたのはセンラさんでも家族でもない。あの坂田家のなるだった。

「もしもし?どうしたの?」

「どうしたもこうしたもないよ!!どういうこと?センラさん!」

「わかんない。とりあえずセンラさんのこと今は信じれない」

「あのツイートゆるじゃないんでしょ?」

「全然ちがう!さっきそのツイート見て驚いてるんだから」

「そうだよね!!ゆるはそんなこと絶対しないって思ってたもん!!」

「てかまず嫁じゃないし彼女じゃないし!!」

「センゆる、お似合いだよ♪またね!!」

「うん、わざわざありがとう。」

電話を切ったあとまた考えた。
私がいない間にその人と会うこともできるし、ラインだってできる。
私なんてセンラさんとラインすら交換してないじゃない。なんでこんな余裕だったんだろう。前から私センラさんとの可能性なんてなかったんだ。

そう思っているうちに私は決めてセンラさんに確認の電話をすることにした。
まずこれが本当か確かめないと。

プルルっっ

ワンコールで出たセンラさん、早い…。

「もしもしAちゃん?」

「ホントですか…あのツイート」

「…違うよ。あれは元カノのラインちゃんとセンラ持ってるよそのトーク証明できる。」

ちゃんとセンラさんが違うって言ってくれたのはいいけど引っかかることがたくさんある。
元カノがいるのは確かにわかるしそれには口を出せる立場じゃない。別れたのにトークもってるんだってまだ連絡先消してないんだって思ってしまった。縁切ろうとしてるのだろうか。わんちゃんとか思ってたりするんだろうか。
もういいや。しばらく会いたくないし話したくもない。なんでこんな人を好きになってしまったんだろう。

「…ちゃん?……Aちゃん?」

「あっ、そうですか。わかりました」

ブチッ



ほんとバカみたい…
好きなのに…こんなに好きなのに…


家に帰って私はスマホを見ることもせず料理の勉強なんてするわけもなく、ただベッドに仰向けになって天井を見つめていた。


気づけば朝になっていた。
通知欄にはセンラさんからの大量の不在着信となるからの大量のメッセージ、そして今日の夜にツイキャスで暴露されるという予告ツイートだった。

本当に元カノさんなのかな、嘘かもしれない。
ちゃんと心構えをして私は聞こう。

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耳上出蛙(プロフ) - まだ途中までしか見ていないのですが、微妙にお互いの感情を理解しきれていなくて読んでてもどかしくなるような続きが気になるようなお話でとても凄いと思います。このままいっぱい読んできますね! (2020年8月26日 1時) (レス) id: e26948917f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴れ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!あんまり無理しないでくださいね。いつでも待ってます。自分のペースで更新頑張ってください!! (2020年3月10日 17時) (レス) id: d87eb6d55e (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 名前をとりかぶとにしてたの忘れてたらセンラさんが車の中でとりかぶと…いい名前やねって言ってて爆笑した。 (2020年3月4日 10時) (レス) id: 80f40766eb (このIDを非表示/違反報告)
だっち(プロフ) - 前作から流れてきました!今作もすごく面白くて、更新楽しみにしてます!! (2020年3月3日 22時) (携帯から) (レス) id: 7167dc6512 (このIDを非表示/違反報告)
たかめい(プロフ) - いつも楽しく読んでます!更新頑張ってください!(*^^*) (2020年3月3日 22時) (レス) id: 651a3f3b57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れおなちゅ | 作成日時:2020年2月29日 21時

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