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今日はふたりの休みが一緒になり、優太くんの家で映画鑑賞をしていた。
１本目が見終わり、２本目のDVDに交換しようと、ソファから立つと
優太くんの腕が私の腰に回り、引っ張られた反動で、ソファに座る優太くんの脚の間に尻もちをつくように座らされた。
『わっ！！ど、どうしたの優太くんっ』
後ろからギュッと抱き締められている状況に、その上、私の首もとにぐりぐりっと頭を押しつけてくるから、ドキドキと鼓動が急激に早くなって、体が熱くなるのを感じる。
「いちゃいちゃタイム〜」
『･･･映画っ、次のやつ見ようよっ』
優太くんは私を軽々と持ち上げて、今度は向かい合って膝の上に座らせられる。
目が合えば、ムスッとした顔が私をじっと見ていた。
「なに、やなの？」
『いや、とかじゃなくて…』
「じゃあ何？俺ずっとAに会えるの楽しみにしてたんだけどっ」
口を尖らせる優太くんは子供のようで、可愛らしくみえてしまう。
だけどやっぱりこの恥ずかしすぎる体勢を素直に受け入れることも出来なくて、優太くんの膝の上から降りようとすると、見抜いていたかのように大きな手で阻止された。
『優太くんっ、これはちょっと…恥ずかしいよ…』
「なんで？真ん前からA見れるから俺好きだけど」
『…でも体重かかっちゃう、重いでしょ？』
「全然重くないし。っていうかAだったら重くても全然いいし」
収拾のつかない言い合いに降参して抵抗するのをやめると、優太くんは満足げに口角を上げた。
優太くんはそのまま体を背もたれに預けると、手を伸ばして私の髪を梳く。
「ねぇ、……ちゅー、してほしいんですけど」
『えっ？』
「Aからちゅーしてほしいんですけど」
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hinata(プロフ) - すかいさん» お読みいただきありがとうございます！岸くんのお世話係ですのほうでもコメントくださって、とても感激しております…！ 更新は停滞しておりますが、他作品でも機会があればよろしくお願いいたします！ (2020年3月14日 11時) (
レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
すかい - コメント失礼します！とても素敵な作品で、読んでいた幸せな気持ちになりました。ありがとうございました^ - ^ (2020年3月14日 2時) (レス) id: c9cd880fe4 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - ぷーちゃんさん» はじめまして！うわぁありがとうございますっ！！読んでいただいてる人が情景を浮かべられるように書くのを心がけていたので、そう言っていただけると嬉しいです(T^T)最後までありがとうございました！！ (2019年8月25日 2時) (レス) id: 3e3d9afca9 (このIDを非表示/違反報告)
ぷーちゃん(プロフ) - 初めまして、岸くんも廉くんもかっこよすぎて平野担なのに恋しそうでした‥笑 とても読みやすく背景が想像出来るような内容でとても楽しかったです！！ (2019年8月21日 18時) (レス) id: f5805a4cc2 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - ゆかさん» ありがとうございます(T^T) 私の作品が好きだと言っていただけることが何より嬉しいです！！新作ができた時には、またぜひよろしくお願いします！！ (2019年8月11日 0時) (レス) id: e06037eac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月22日 17時
