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「お〜じゃあ適当に買ってくるわ」
「かき氷いる人〜」
「海人、それ誰も食べないから。ほら行くぞ」
廉くん、平野さん、海人くんの３人が楽しそうにおしゃべりをしながら、出店のあるほうへと向かっていった。
平野さんのさすがのコミュニケーション力で、すでに廉くんの友達とも仲良くなってて、やっぱりすごいな〜と思う。
「いわげんって顔広いんだな」
優太くんが玄樹くんと神宮寺くんを交互に見ながら、私も思っていたことを素直に質問していた。
「まぁね！廉繋がりで遊ぶようになって！ね、神宮寺」
「そうなんですよ。玄樹、俺にめっちゃ懐いてて」
「は〜？神宮寺が俺に懐いてるんでしょ！」
喧嘩のような言い合いも、なんだかカップルのようにしか見えなくて、単純にすごく仲が良いんだと思う。
廉くんと一緒にいるときとはまた違った玄樹くんが見れてちょっと得した気分になる。
「俺のことはジンとか、なんて呼んでもいいんで！…あの、廉から二人の話はよく聞いてたんですけど、」
ジンくんの言葉にドキッとして、思わず優太くんと目を合わせる。
廉くんが友達に話す私たちのことって、どう言われてるんだろう、なんて。
「すごいお似合いですね！美男美女って感じで！！」
『えっ』
「いやいや！Aが美女っていうのは合ってるけど、俺は違うよ！？お似合いっていうのはめちゃくちゃ嬉しいけど！」
ジンくんと優太くんの言葉に少し顔が熱くなる。
お世辞でもそんなことを言われるのは嬉しくて恥ずかしい。
「そうだよ、神宮寺。岸くんにAさんはもったいない！」
『あれ？でも玄樹くん、前にお似合いですって言ってくれたよ？』
「なんだよ、いわげん。ツンデレかよ」
「ちょっとAさん、それは言っちゃだめです〜」
焦る玄樹くんを見て、みんなでハハッと笑い出す。
和やかな雰囲気で、私でもすぐに打ち解けられちゃうんだから、みんなすごいな。
「玄樹って岸さんの後輩でしょ？なんでタメ口なの？」
『そういえば確かに！私も気になる』
優太くんと知り合ったときからずっと、玄樹くんは岸くん呼びで敬語を使っていなかったな、なんて今さらながら思い出した。
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hinata(プロフ) - すかいさん» お読みいただきありがとうございます！岸くんのお世話係ですのほうでもコメントくださって、とても感激しております…！ 更新は停滞しておりますが、他作品でも機会があればよろしくお願いいたします！ (2020年3月14日 11時) (
レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
すかい - コメント失礼します！とても素敵な作品で、読んでいた幸せな気持ちになりました。ありがとうございました^ - ^ (2020年3月14日 2時) (レス) id: c9cd880fe4 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - ぷーちゃんさん» はじめまして！うわぁありがとうございますっ！！読んでいただいてる人が情景を浮かべられるように書くのを心がけていたので、そう言っていただけると嬉しいです(T^T)最後までありがとうございました！！ (2019年8月25日 2時) (レス) id: 3e3d9afca9 (このIDを非表示/違反報告)
ぷーちゃん(プロフ) - 初めまして、岸くんも廉くんもかっこよすぎて平野担なのに恋しそうでした‥笑 とても読みやすく背景が想像出来るような内容でとても楽しかったです！！ (2019年8月21日 18時) (レス) id: f5805a4cc2 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - ゆかさん» ありがとうございます(T^T) 私の作品が好きだと言っていただけることが何より嬉しいです！！新作ができた時には、またぜひよろしくお願いします！！ (2019年8月11日 0時) (レス) id: e06037eac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月22日 17時
