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『そっか笑。いろんな写真にこの子写ってたから、気になって』
でもきっと優太くんが友達だと思っていたとしても、この子は優太くんに気があったんだろうな、と感じる。
この子、名前なんていったっけ、なんて言い出す優太くんにびっくりしたけど、本当に何もないんだなって嬉しくなってしまった。
「ん、最後のひとくちあげる」
優太くんの持つスプーンが迫ってくれば、反射的に口を開ける。
結局私のほうが食べている気がするプリンの容器は綺麗になくなっていて
優太くんはそれをテーブルに置くと、片手で綺麗な顔を覆った。
『ん？どうしたの？』
「なんかさ、」
言い淀んだ優太くんが、私をじっと見る。
その目からは逸らせなくて、見つめるまま優太くんの次の言葉を待った。
「今日のA、なんか可愛いんだけど」
『えっ』
「いや、いつもめちゃくちゃ可愛いけど、今日は特別可愛いっていうか、いつもと違うんだよな…なんだろう、なんか、めっちゃ言うこと聞いてくれんの、なんで？」
『…い、言うこと？』
「いつも以上に俺にされるがままじゃない？…なんか、まじで、やばい」
ドキドキと心臓は鳴り止まないばかりか、波打つのを早めていく。
優太くんの言葉は、よくわからないけど
もしかしたら、優太くんが好きだって自覚したから？
無意識に何か変わっちゃってるのかな。
……というか、私はいつ優太くんに好きだと言うべきなのだろうか
今？
タイミングとかってあるのかな？
いざ言おうとすると臆病な私は、声を出すことさえできなくなる。
「はい、次！Aのね！」
『う、うん…』
優太くんが気を遣って空気を切り替えてくれたのか
告白するタイミングを失ってしまう。
優太くんは、さっきの表情とは一変して、ワクワク、という言葉が似合う表情を浮かべながら、私の取り出すアルバムを待っていた。
そんないいもの載ってないのにな、と渋々開くと、私もひさしぶりに見たからか、だんだんと気持ちが高揚していった。
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hinata(プロフ) - Ｓさん» いつもありがとうございます！続編でも可愛い岸くん目指して頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2019年4月23日 0時) (
レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - まいやんさん» ありがとうございます！うわ〜そんなこと言っていただけるなんて！！感無量です(T-T)続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！続編希望嬉しい！今後もよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！読み返していただけていたなんて、それは本当に嬉しすぎます！！続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みんみんさん» ありがとうございます！続編でもキュンキュンしていただけるよう岸くんに頑張ってもらいます！！笑 (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月11日 11時
