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『えっ……そういう……ことでは…』
「なんだ、残念」
ははっと笑う優太くんは、顔を赤く染める私をからかうように
キスしたかったな〜、とひとこと。
「でもさ、男ってそんなもんだから。気を付けてよ？」
『……うん』
「俺には気を付けてくれないほうがいいけど」
『どういうこと？』
「だから、Aが俺に用心しなければ、あんなことやこんなこと、しちゃえるかな〜と思って」
『なっ…』
聞いてしまった自分が悪い。
おちゃらけたような口ぶりだけど、見つめられた目は熱くて。
「嫌われたくないから、やんないけどね！安心して？…いや、保証はできないから安心するのはダメだけど…」
少し慌てるように早口で話す優太くんは、いつもの調子に戻っているようだった。
「俺も理性必死に保って頑張ってるんだから。褒めてほしいよ、もう」
『…うん、ありがとう…？』
お礼するのはなんか違う気がするけどな、と思ったけど
何も疑問に思うことなく、どういたしまして、と
くしゃっと笑う優太くんが見れたからまあいいか、なんて。
「あ、見て。手、綺麗になってきたの」
繋がれてるほうの手を私の手とともに顔の位置まで上げて見せてくるから
優太くんと絡んだ指を目の当たりにしてしまうと、恥ずかしさで顔を覆いたくなる。
優太くんに気付かれないように、小さく深呼吸をして
本来見るべき優太くんの手だけに集中した。
『わ、ほんとだ。しもやけなくなってる』
「でしょ〜？Aのくれたハンドクリーム効果だよ。しかもめちゃくちゃ良い匂いで超癒やされる」
嗅いでみ？と、そのまま手を鼻に当てられる。
確かに良い匂いだけど、至近距離の優太くんの手に緊張してしまってそれどころじゃない。
『う、うん。良い匂い』
「だろ〜？A、センスよすぎ！…あ、俺があげたの、…どうだった？」
『あ！ヘアオイルありがとう！匂いも好きだし、髪がサラサラになる！毎日使ってるよ〜』
もったいないと思いながらも、使用感が完璧だからすっかり気に入ってしまって毎日使っていた。
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hinata(プロフ) - Ｓさん» いつもありがとうございます！続編でも可愛い岸くん目指して頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2019年4月23日 0時) (
レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - まいやんさん» ありがとうございます！うわ〜そんなこと言っていただけるなんて！！感無量です(T-T)続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！続編希望嬉しい！今後もよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！読み返していただけていたなんて、それは本当に嬉しすぎます！！続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みんみんさん» ありがとうございます！続編でもキュンキュンしていただけるよう岸くんに頑張ってもらいます！！笑 (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月11日 11時
