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何も返せずに黙っていると、岸さんは言葉を続けた。
「俺、Aさんに2回目に会ったとき、運命だと思ったんすよ」
『う、運命？』
「だって、好きだなって思った人と、偶然また会えるとか、しかもスーパーでも会えたし、これはもう神様が味方してくれたなって笑」
言い淀むことなく、まっすぐにテレビを見つめながら話す。
その綺麗な横顔を見て、また鼓動が早くなった。
「でも、連絡先交換できても、なかなか勇気出ないし。
あんまり連絡するのもしつこいと嫌われるな〜と思って、月1ペースにしよう！って笑。
頑張って、送るの我慢してました。結局ご飯誘っちゃったけど笑」
『あんまり来ないな、とは思ってました笑』
そう言うと、テレビに向けられていた視線がバッと私に移って
もともと大きな目をさらに大きくさせて見つめられる。
「それって、…待ってて、くれたってことですか？」
『………待ってた、…んですかね？…』
本人に言われて気付く。
本当はきっと、気になっていたんだと。
岸さんが膝に肘を乗っけた方手を顔に添えて、は〜っとため息をついた。
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「聞いといてなんですけど……あんまり、…そういう可愛いこと、言わない方がいいですよ」
『…え？』
「勘違いしますから。……ちょっとは俺に興味持ってくれてるのかなって」
岸さんの言葉ひとつひとつが衝撃で頭がパンクしそうになる。
この鼓動の動きが、慣れない言葉を言われてるからなのか、
岸さんのことが気になっているからなのか、自分ではわからなかった。
「敬語、やめにしません？」
『…そう、だね』
「……あと、………A、」
ドキッと痛くなるほど心臓が跳ね上がった。
「……って呼んでいい？」
『う、うん』
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hinata(プロフ) - みずきさん» 岸くんらしさを意識して書いていたので、そう言っていただけると、とっても嬉しい(>_<)！ありがとうございます！！ (2019年4月14日 0時) (
レス) id: e7607b97b4 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 岸くんが岸くんすぎて！！！好きです (2019年4月13日 23時) (レス) id: 8a2a6974ea (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - Ｓさん» 私ももう少し続けたいなと思ってます！大好きなんて嬉しすぎます！！ありがとうございますっ(T-T) (2019年4月11日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
Ｓ(プロフ) - もうちょっとで終わってしまいますか？（；＿；）このお話大好きなので寂しいです、、、。廉くんにも岸くんにも頑張って欲しいです。 (2019年4月10日 17時) (レス) id: 123949a422 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - ひかるさん» やっぱり(> <)！イケメンにそれやられたらやばいです！笑 (2019年4月10日 17時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年3月29日 20時
