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入社式の会場に着き、手続きを済ませて会場内へと入っていく。
人見知りの私にとっては最高に苦痛の場だ。同期もみんないい人だといいけど、人見知りすぎて慣れるまでに時間がかかる。はあ、つらい、逃げ出したい。
ここは私の地元でもあるから、当然同期には同じ学校に通っていた人もいる。現に、今受付をしている人が高校で同じ、軽音部だった人だ。あまり話したことないけど。確か名前は_____佐藤陽乃(さとう ひなの)
ただ、知っている顔を見た安堵で逆に見すぎてしまった。相手に気づかれ、相手も「あっ」という顔をした。
そして近づいてきたと思えば、「大崎さん?だよね?」と声をかけられる。
A「そう、です…」
陽乃「やっぱり!高校の時軽音で一緒だったよね、当時あんまりお話してなかったけど、折角ここで同期になったんだし、よかったら仲良くしてほしいな………」
びっくりはしたものの、私自身知っている顔を見て安心したのもある。そして、同期に友達も欲しい。
A「こちらこそ、仲良くして欲しいです…!佐藤、さん………」
陽乃「わ、覚えててくれて嬉しい…!よかった〜、なんか安心した……あ、あとで連絡先交換しよう!またあとで!」
そう言って、佐藤さんは会場内へと向かっていった。私もそろそろ行かないとな、と足を向けようとした時___
『あれ、Aちゃんや!』
と、誰かに呼ばれた声に振り向くと____
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理奈(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしています! (2021年2月16日 21時) (レス) id: 566faedc91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:な(仮)チャン | 作成日時:2021年2月16日 21時