12 ページ13
席に戻ると、安田先輩がやけにニコニコしていた。
章大「久々に大倉と話せた?」
A「えっ、あ、はい、まあ……」
きっとなにか、安田先輩は大倉先輩から話を聞いているんだろう。
そっかあよかったなあ〜なんて言いながら先輩はグラスを傾ける。
章大「大倉さ〜、Aちゃんのこと見た瞬間ガチッ!て固まってんで。びっくりしたんやろなあ。
Aちゃんも固まっとったけどな」
A「からかうのはやめてください!?」
そんな話をしていると、お開きの時間に。
二次会に行く人も居るみたいだが、私は今日色々とあって疲れたため帰宅することに。
生憎、陽乃とは電車が逆方向。
同じ方向なのは、同僚の渡辺くんと、安田先輩。この2人は最寄りまで同じだ。
電車に乗り、2駅乗ったところで最寄りに到着。
章大「2人はどこの改札から帰るん?」
A「私は北口です、」
優斗「あっ、俺も!大崎さんと一緒だ!」
章大「そっかあ。俺南口やから、渡辺くんちゃんとAちゃんのこと送ったってな、じゃーまた明日なあ」
そう言って安田先輩はにこにこと私達に手を振った。
119人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
理奈(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしています! (2021年2月16日 21時) (レス) id: 566faedc91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:な(仮)チャン | 作成日時:2021年2月16日 21時