秘密の恋は秘密のままで (ページ40)

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＊40. ページ40

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「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」

由依「全然。ずーっと迷惑かけてた大野編集長よりマシよ。良かった。1日で治って」

「弟がいてくれたんで1日で治りました」

信「弟おったんや。優しい弟やな」

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弟の存在も熱のこともほとんど知ってる相葉さんと翔くんは聞いてるだけだった

特に相葉さんの方はちょっと喋りづらい

あの後、あたしが寝るまでいてくれて、結局朝までずっといたみたい

起きたら寝てたから

起こして慌てるように帰って、今に至る

さてと、今日の仕事は何があったっけ

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あ、仁科先生の本が出来上がるんだ

発売日が3日後か

章「失礼しまーす」

信「おー、ヤス！ありがとう。その辺置いといてくれ」

章「確認しといて。でも、届けるのは俺やからな」

信「また頼むわ」

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「今の方は？」

雅「配達部の安田くん。本屋に届けてもらうの。その時によって人は変わるけどね。今回は安田くんか」

「…あ、確認しますね」

雅「俺も手伝うわ」

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すっごくいい感じになってる

仁科先生の本って、かっこいいんだよね

雅「昼、一緒にどう？」

「すみません、昼は由依さんと食べるんで」

由依「あたしは別に気にしないけどー？」

「由依さん…あ、じゃあ3人で食べましょうか」