◯ 寝付けない日【 大毅 】 ページ17
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�燹� かぁちゃんっ！おかぁちゃん、どこ？！」��
夜中寝てたら、
突然隣から聞こえてきた叫び声。
桐山「 ん…？大毅……？」
「 俺、見てくるわ。」
眠い身体をグッと起こして
そのまま大毅の部屋に入ったら、
ベッドから起き上がって
泣き喚きながら辺りを見回す大毅。
大毅「 かぁちゃんっ、…かぁちゃんっ、」
「 大毅、どないした…？」
そんな不安がってる大毅の身体を
そーっと抱きしめたら、
ほんのりと伝わってくる熱。
�陲舛磴鵑繁召个辰�り気にしてたけど
またぶり返してもうたんかもしれん。
「 大毅… しんどなってもうたなあ。
大丈夫やで、淳太がおるやろ？」
大毅「 ややっ… かぁちゃんっ、
……どこ？……置いていかんといてっ、」
どんなに抱きしめても、
どんなに声を掛けても、
大毅は落ち着く様子を見せへん。
そんな姿を見てたら
俺が大毅を引き取った時を思い出す。
：
失明を宣告されてしばらく
うちの病院で入院してた大毅。
けれど、退院の日になっても
ご両親は迎えに来なかった。
大毅「 かぁちゃん、来えへんなあ。」
ベッドに座って
足をぶらぶらさせながら両親を待つ大毅。
でも結局、二度と迎えに来ることはなく
家に伺ってももぬけの空。
元々、大毅の病気に関して
かなりの不安を抱えてた母親を見てたら、
捨てられたんやと、俺は悟った。
「 …大毅、俺と住まへんか？」
大毅「 いやや…っ、かぁちゃんっ、どこ…？」
「 ……ごめんな、……大毅。」
大毅「 いや… 置いていかんとって、……っ、」
もうそれはそれは悲痛な叫びで、
なにも写すことのない真っ黒の瞳から
ボロボロと涙は溢れ出てた。
：
母親に置いていかれる夢を見たんやろう。
もう6歳とは言え、まだたったの6歳。
ましてや一番甘えたかったであろう
4歳の時に捨てられたんや。
「 大毅… 俺じゃあかんか…？」
母親代わりになんて絶対なられへんけど、
俺なら何があっても見捨てへん。
何があっても、死ぬまで大毅を守り抜く。
◯ 調子が悪い日【 智洋 】→←◯ 成長した日 【 望/流星 】
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未来(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2020年5月3日 17時) (
レス) id: 8bbaf315cc (このIDを非表示/違反報告)
つき(プロフ) - リクエストに応えて下さり、ありがとうございました！素敵なお話でした！これからも楽しみにしています！お身体に気をつけられ、作者様のペースで活動を続けられてください！ (2020年5月2日 16時) (レス) id: 88aaaddac6 (このIDを非表示/違反報告)
重岡澪那(プロフ) - 以前リクエストした者です。リクエスト書いてくださりありがとうございました！！お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした！ (2020年4月25日 12時) (レス) id: 260cf202ee (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - そんな人いるんですね、、いつでもいいです！待ってます！！とにかく大好きです！(*^^*) (2020年4月24日 18時) (レス) id: 96589c2a33 (このIDを非表示/違反報告)
ichika180502(プロフ) - 作者様のペースでゆっくりと書いていけばいいと思います！私は、作者様のこの作品のWESTがとても大好きでした！今、読み返してみても大好きです！更新楽しみにしています！体にはくれぐれもお気をつけください！ (2020年4月22日 17時) (レス) id: 6116ee615b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年4月8日 18時
