葡萄 ページ11
〇葡萄
「あ、A
おつかれー」
「おつかれさまです!」
どうも、新人キャバ嬢です
「勉強?笑
大変ね笑」
お店の控え室で、テスト勉強する私
ほんときつい
「仕事、慣れた?」
「全然です、、」
右も左も分からない
ふつーのJKがキャバ嬢やってるこの現状
もう、辞めたい
「でも、お金稼がなきゃいけなくて笑」
「1人、さみしい?」
「さみしいです、、」
両親が亡くなった私に
先輩はみんな優しくしてくれる
「これ、家で食べなよ」
「え!いいんですか!
いつもすみません」
料理もできない私に
先輩はいつも手料理を持ってきてくれる
感謝カンゲキ雨嵐です
「お子さん、元気ですか?」
「うん!元気元気!
昨日もね、一晩、おままごと付き合わされちゃった笑
まあ、おっさんより100倍ましだけど笑」
先輩は、DV夫から逃げ出して
1人で小さな子を育ててるらしい
みんな、生きるために必死なの。
「A、今誰についてるの?」
「えーっと、平野様です」
つい最近
私は平野紫耀と出会った
「あー、問題児よねあの人笑」
「ですね笑」
ブスばっか
なんて、アイドルの口から出ていいのかな笑
でも、そんなギャップが面白い
「でも、いいんですかね
高校生が相手で」
「いや、男って若い女が好きよ?笑
まして、ピチピチのJKなんて笑
平野様もピチピチが好きなんでしょ笑」
なんか照れる笑
「平野様はね、アルコール度数強めのお酒とぶどうの組み合わせが好きなの
今度出してあげて笑」
「はい!分かりました!」
話が盛り上がった頃
ちょうど指名が入る
「お待たせしました、平野様」
「A聞いて〜
あのな〜」
「ふふっ笑
さすがですね、平野様」
そっと頬に触れれば
ニヤってする平野様
「お酒、おつぎしますね」
綺麗な色のワイン
「あと、これも」
ぶどうを手渡す
「A、食べさせて」
もう、ビビりまくりでぶどうの皮向く私
「正解」
「え」
「俺、これ好き
さすが俺のキャバ嬢さん」
耳元でそんなこと言われたら
死ぬに決まってる
そして、まさか、
平野様と付き合って結婚するなんて
この時は知る由もない私でした。
END
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れーな(プロフ) - 久々の更新!!待ってました!!これからも無理せず更新頑張ってください。楽しみにしてます! (2019年9月16日 1時) (レス) id: 8c48fbf9f4 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 更新待ってました!楽しみです! (2019年9月15日 23時) (レス) id: 3b7beba3ef (このIDを非表示/違反報告)
Rino(プロフ) - いつも読ませていただいてます!少クラin大阪に行って関ジュとイチャイチャしてるの見たいです! (2019年9月4日 23時) (レス) id: d3f42ee5e8 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - ↓烏滸がましくて大変申し訳ありません。 (2019年6月24日 16時) (レス) id: 43f18d9b19 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - お久しぶりです! 新生活なかなかなれません。。笑 新しい作品をお描きになるのですか!? ちょっぴりチャラい紫耀くんメインの小説なんてお書きになられてくださいませんか?あ、ご意見程度で大丈夫です! これからも更新楽しみにしています! (2019年6月24日 16時) (レス) id: 43f18d9b19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hitomi x他1人 | 作成日時:2019年2月3日 22時