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廉side
「紫耀〜？
あれ、海人
紫耀知らん？」
「ん？知らないよー
トイレじゃない？」
本番前
紫耀の姿が見当たらない
いやー、衣装も着てるはずやし
トイレのはずじゃないと思うけど、、
はぁ、、
心配すぎる
またいつも通り
舞台袖かな
少し急ぎ足で向かう
「紫耀ー？」
「廉、、？」
ほら、みっけ
「今日リハちゃんと揃ってたやん
大丈夫やって」
紫耀はいつも
リハを散々したあとも
舞台袖から立ち位置を確認してる
「うん、、」
もうたぶん一種の病気
失敗したらあかんっていう強迫観念に紫耀は毎回殺されてる
「楽屋戻ろ？」
こくりと頷いて
歩き出したけど
「、、っはぁっ、、っはぁ、、」
壁に手をついてしゃがみこんでしまう
「紫耀、ほら、大丈夫やから、な？」
過呼吸
これも毎度のこと
俺らより100倍も練習してるのに
不安で不安で仕方ないらしい
まあ、俺らより100倍以上プレッシャーがかかってるんやと思うけど
「紫耀？医務室行こっか」
今日はどうやらいつもよりひどめ
「、、はあっ、、っ、、
ううん、、大丈夫
いけるから、、」
大きく息を一つ吐いて
「廉、サビの振り、間違えたら許さんへんからな笑」
俺がいつも間違えるところをいじって、
またいつも通りの紫耀に戻った
ーーーーーーーー
紫耀side
苦しすぎて死ぬかと思った
でもな
Aのためやから、これも
俺が頑張れば
Aの生活も楽になる
「平野はどうなの？笑」
「え！休みの日ですか？
修行してます笑」
「爆笑
お前、仙人か？笑」
ひたすらレッスンしてます
なんて言ったって
何も面白くない
だから
天然キャラを演じなあかん
みんなが求めてるから
もはや
センターが嫌なんか
スポットライトが嫌なんか
もう分からん
でも
やるしかないから
ーーーー
Aside
「A〜今日少クラの収録だったんだってー」
復活した私は
放課後、舞香とスマホ片手に教室でべらべら喋ってる
「へー、そうなんだ」
知ってる笑
大丈夫かな、あの人
「あ、レポ出てる
ふふ笑 平野、相変わらず天然ぶち込んでたって笑」
うわー荒れますね
ダンスと歌は嫌ながらもそれなりに好きらしいけど
天然キャラ演じるのが一番苦らしいから
「平野のあのキャラ、ほんとなのかな？笑
可愛いけど笑」
いや、全然違う
って言いたすぎる
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すず - プロ彼女のパスワード教えて下さい！ (2018年3月17日 18時) (
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あややん - この作品が大好きです！プロ彼女更新ファイトです！ (2018年2月13日 22時) (レス) id: 2ebed3481c (このIDを非表示/違反報告)
平野紫耀 - 私平野君大好きなので、読んでいてすごくキュンキュンしてます！後編期待してます！ (2018年2月12日 0時) (レス) id: 7c69767cb7 (このIDを非表示/違反報告)
雪の姫と小鳥(プロフ) - 完結おめでとうございます！もし、よかったら続編とか出してくれませんか？この小説好きなので待ってます！ (2017年12月13日 6時) (レス) id: 2bfaad327c (このIDを非表示/違反報告)
くもり(プロフ) - 完結おめでとうございます !! なんか、とんでもなく続編出してほしいです (^^♪ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 51c2fbf00e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hitomi
| 作成日時：2017年11月22日 22時
