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仕事を終えて
いつもより少し遅めにたどり着いた五番テーブル
俺を見てすぐにAは俺の胸に飛び込んできた
「A？」
「ん、、」
さっきから俺の胸に顔を埋めて動かない
「どうしたん？言わへんかったら分からへんやろ？
ほら」
Aを無理やり引き剥がし
顔をのぞき込む
きゅっと下唇をかんで
まるで泣くのを我慢してるみたい
「おいで」
とりあえずいつものようにソファに座らせる
座るとすぐに
「あーーー、ダメですよね私
なんでもないです、ごめんなさい！」
自分の頬をパチっと叩いて
さっきのつらそうな顔を隠して、ニコッと微笑む
仕事中の俺をみてるみたい
「あ、お酒注ぎますね
今日お仕事どうでしたー？」
「え、、あ、、
雑誌の撮影で、動物園に行った」
「動物園ですかーー？笑
いいなー笑」
いつも通りすぎてこっちが動揺する
「お、お前は？」
「んー、食堂のオムライスが美味しかったです！笑」
「幸せやな笑 あ、飛貴、センターで頑張ってたわ かわいそ」
「んもー、すごいじゃないですか、センターなんて」
「別に
奇数人おったら誰かはセンターや」
「性格最悪です 笑」
我ながらひねくれてるなと思う
何事も無かったかのように
いつものように盛り上がってきた頃
「A〜、1番テーブルで指名されてるわよ〜」
「はーい、、
ごめんなさい、また今度 、、笑」
またさっきみたいな表情を見せた
なるほどな
理由はこれか
出会った時はまだランキングの一番下にいたA
が、今はもうトップ3
いわゆる人気キャバ嬢
まあ、妥当やな
可愛くて賢くて、若くて
おっさんも大好きなんやろ
帰るか、、
Aがいないキャバクラなんて
スポットライトのないコンサートと同じ
「Aちゃ〜〜んんん！
キスして、ね？ほら、キッス〜〜！」
うわ
隙間から一番テーブルを覗くと
Aがどこかのおっさんに迫られてる
「あはははは
ほら、お酒飲みますか？」
本人は笑ってるつもりやろうけど、全然
「なあ、
「あ、平野様
どうされました？」
近くにいたテキトーなキャバ嬢に声をかける
「あいつ、もう1回指名してくれ」
「Aですか？」
「ああ」
「うーん、、A、今人気ですからね、、」
「他のおっさんもあんなことしてるのか？」
「まあ、ここキャバクラですもん笑」
俺のAやのに
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すず - プロ彼女のパスワード教えて下さい！ (2018年3月17日 18時) (
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あややん - この作品が大好きです！プロ彼女更新ファイトです！ (2018年2月13日 22時) (レス) id: 2ebed3481c (このIDを非表示/違反報告)
平野紫耀 - 私平野君大好きなので、読んでいてすごくキュンキュンしてます！後編期待してます！ (2018年2月12日 0時) (レス) id: 7c69767cb7 (このIDを非表示/違反報告)
雪の姫と小鳥(プロフ) - 完結おめでとうございます！もし、よかったら続編とか出してくれませんか？この小説好きなので待ってます！ (2017年12月13日 6時) (レス) id: 2bfaad327c (このIDを非表示/違反報告)
くもり(プロフ) - 完結おめでとうございます !! なんか、とんでもなく続編出してほしいです (^^♪ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 51c2fbf00e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hitomi
| 作成日時：2017年11月22日 22時
