292：ベタだけど・・・ ページ42
しーんと静まりかえったマンション。
傍にまとめた雑誌の中から１つ手に取った。
パラパラっとめくるとファッション誌で、
濃いメイクがほどこされたユノユノがクールにキメていた。
「わぁ... やっぱ身内のものも見るんだ」
しばらくして外が騒がしくなる。
メールが入った。
『今着いたからね』
チェガン チャンミンの登場です。
玄関で待つ。
ロック解除の音がして、彼が顔を見せた。
「おかえりなさい」
少しビックリした顔をして、そして微笑んだ。
「...た、ただいま」
どもった彼は、きっとこのシチュエーションに照れていた。
「何もないから、少し買物してきたんだ」
「...和食、作ってくれないか？」
「もちろん！」
靴を脱いだチャンミンの後に続いて、リビングへ。
入った途端に彼は溜め息をついた。
「ごめん。少し片づけるね」
「平気だよ？」
「いや、僕が嫌なんだ」
「じゃあ、少し料理始めてるね〜」
そう言ってキッチンを覗く。
ガラ〜ンとして綺麗なキッチン。
キッチンなのに生活感がなかった。
冷蔵庫にはキムチと牛乳と卵。
なぜか玉ねぎが１個転がっていた。
「チャンミ〜ン」
「んー？」
雑誌を抱えたチャンミンが顔を出す。
「この玉ねぎいつの？」
「あ〜 んー... 友達と飲んだ時だから〜先週か？」
「あ、じゃあ使えるね！」
「リクエストは何？」
「昨日はかなりのカロリー摂取したからね」
「豚はやめて鶏肉にしてみたよ！」
誇らしげにそう言うチャンミン。
...言い返さないでおくけど、
ささみじゃなきゃあまり変わらないからね。
それにチャンミンの食べる量ならカロリーとか関係なくない？笑
親子丼と酢の物のサラダ。
簡単にもやしとホウレンソウのナムルを作ってみた。
そして、キムチ。
「お〜 日韓融合ですね〜 ん〜ん〜ん〜」
スイッチ、ＯＮ。
チャンミンはせっせと箸を動かし始めた。
その姿が可愛くて、つい眺めてしまう。
ベタだけど、新婚さんみたいでくすぐったかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - 和美さん ジュンちゃん、重大発表ですな！うん！ (2010年7月26日 23時) (
レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - けちょんさん チャミ様マンセー！ 更新、頑張ります！ありがとう！！！ (2010年7月26日 23時) (レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
和美 - 仕方ないっす〜〜！！ジュンちゃんなんだろ？？ (2010年7月26日 13時) (レス) id: 10e480d67a (このIDを非表示/違反報告)
けちょん - はじめましてぇ！！毎日毎日楽しみにしてます！！！チャミ様ﾏﾝｾーな私（笑）とても今幸せ(￣▽￣〃)更新頑張ってください！！ (2010年7月26日 1時) (携帯から) (レス) id: a096ee6ad4 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん ユノをＫＹに描こうと思ってなくても、イメージで描くと結局ＫＹになってたり・・・(笑) ユノペンさんすみませんm(__)m (2010年7月23日 23時) (レス) id: a1c082249d (このIDを非表示/違反報告)
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