289：最強 ページ39
「ねえ、今日帰っちゃダメかなあ...？」
私がそう言うと、
チャンミンがビックリしている。
でもどこかホッとしたような表情で、
話し合いの結果、帰ることにした。
明後日からは仕事だし遠距離運転だから、
今日帰ったほうがいいと言った。
渋々、彼は承諾してくれた。
「僕が...情けないね」
「旅行も出来ないなんて...」
そんなことを言いながら軽い朝食を摂り、
早めにホテルを出ることにした。
「A、先に駐車場行って車に乗ってて？」
「あ、後部座席ね」
チャンミンは私にキーを渡すと、
スタスタとどこかへ行ってしまった。
車で待っていると、１０分くらいで戻ってきた。
「お待たせ〜 少し買物してから帰ろうか」
そう言って微笑んでキーを受け取ると、エンジンをかけた。
「少しだけ我慢してね」
私はチャンミンは後ろを向いて、
チェックのストールを首にかけてくれた。
身をかがめて、小さくなる。
「行くよ」
ゆっくりと駐車場の出口に近付く。
外の光が車の中に差し込んだ時、チャンミンが言った。
「大丈夫だ。顔あげて平気だよ？」
「えっ？」
そんなわけないと思いつつ顔をあげて外を見ると、
昨日来た時と同じように周辺は穏やかな雰囲気だった。
「さすが僕らのファンですね」
うんうんと頷いて、ハンドルを切る。
「チャンミンがお願いしたの？」
「いや？『僕は帰ります』って言っただけだよ？」
片方の眉を下げてイヒヒという顔をした。
「最強...」
こういう穏やかに事を鎮めるとこに、
なんとなくッタリくるなと思った。
どんなに美しい筋肉美よりも、力強いシャウトよりも...
ほんの１時間前は『情けないな』なんて、
バスローブ姿でうなだれていたくせに。
チェガン チャンミンの面影なんかなかったのに(笑)
そしてナンポドン周辺で少し買物をして、
すすめられたくるみ饅頭を両親に買った。
近くにあったおかしな雑貨屋さんを見つけて入った。
ジュンスオッパが好きそうだということで、
ゴールドの縁のサングラスをチャンミンが選んだ。
ハッキリ言って、変なメガネ。
本当に喜ぶのかと心配したけど、
チャンミンは絶対喜ぶと爆笑していた。
チャンミンとｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞ出来ることがすごく楽しくて、
旅行を計画してくれた彼には悪いけど、
これだけで十分楽しいな〜なんて、思った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - 和美さん ジュンちゃん、重大発表ですな！うん！ (2010年7月26日 23時) (
レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - けちょんさん チャミ様マンセー！ 更新、頑張ります！ありがとう！！！ (2010年7月26日 23時) (レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
和美 - 仕方ないっす〜〜！！ジュンちゃんなんだろ？？ (2010年7月26日 13時) (レス) id: 10e480d67a (このIDを非表示/違反報告)
けちょん - はじめましてぇ！！毎日毎日楽しみにしてます！！！チャミ様ﾏﾝｾーな私（笑）とても今幸せ(￣▽￣〃)更新頑張ってください！！ (2010年7月26日 1時) (携帯から) (レス) id: a096ee6ad4 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん ユノをＫＹに描こうと思ってなくても、イメージで描くと結局ＫＹになってたり・・・(笑) ユノペンさんすみませんm(__)m (2010年7月23日 23時) (レス) id: a1c082249d (このIDを非表示/違反報告)
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