272：疑問 ページ22
展望台から降りて、龍頭山公園を少し歩いた。
もうほとんど人はいなくて、
さっき拒んだチャンミンの腕が恋しくなった。
もう嫉妬とか、どうでもいい。
だけど...
少し俯くと、なぜか涙が出そうになった。
その涙を制するように顔をあげると、
少し前を行くチャンミンが、
歩きながら後ろに手を差し出してくれていた。
ヒラヒラと手招きをするその大きな掌を、
私はギュッと握りしめた。
すると、もっと強くでも優しく握り返してくれた。
そして、私の顔をじっと見て笑った。
「あ〜 よかった。内心拒まれたらってドキドキした」
我慢してた涙が...じわり。
「えっ なんでそんな顔してるんだよぉ」
「...なんでもない 景色が綺麗だから」
さっきまで昇っていたタワーを見上げると、
綺麗にライトアップされて輝いていた。
チャンミンに手を握られながら美しい景色を眺める。
突然するりとチャンミンの腕が私の腰を捕らえ、
そしてギュッと抱きしめられた。
「ちょっと！こんな道端で...！」
「大丈夫 誰も見てないよ？」
チャンミンは私の肩に顔をうずめた。
「旅行なんて、どこでも良かったんだ」
「...え？」
「どこでもいいからAと２人になりたかった」
「僕、本当に本気でAが好きなんだ」
「...僕の気持ち、ちゃんとわかってる？」
確かに...いつも思っていたことがある。
『なんでチャンミンは私なんかでいいのだろう？』
付き合っていておいておかしな疑問だろうけど、
スターの恋人を持つ一般人なら当然持つ疑問だと思う。
私は『チャンミンは女遊びなんかしない人』と思うことで、
『彼は私を好いてくれている』と自分を励ましていた。
「ハハハ ごめん、困らせちゃった？」
チャンミンは笑って、私の唇にキスをした。
「ハハハ〜じゃあ念願の海鮮料理食べに行こうか！」
「どこか開いているかな？お腹空いた〜」
彼はハニかんでそう言って、歩き出した。
私も言いたいことあったのにな...
そう言うことさえ、閉じ込めてしまった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - 和美さん ジュンちゃん、重大発表ですな！うん！ (2010年7月26日 23時) (
レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - けちょんさん チャミ様マンセー！ 更新、頑張ります！ありがとう！！！ (2010年7月26日 23時) (レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
和美 - 仕方ないっす〜〜！！ジュンちゃんなんだろ？？ (2010年7月26日 13時) (レス) id: 10e480d67a (このIDを非表示/違反報告)
けちょん - はじめましてぇ！！毎日毎日楽しみにしてます！！！チャミ様ﾏﾝｾーな私（笑）とても今幸せ(￣▽￣〃)更新頑張ってください！！ (2010年7月26日 1時) (携帯から) (レス) id: a096ee6ad4 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん ユノをＫＹに描こうと思ってなくても、イメージで描くと結局ＫＹになってたり・・・(笑) ユノペンさんすみませんm(__)m (2010年7月23日 23時) (レス) id: a1c082249d (このIDを非表示/違反報告)
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