＊ ページ35
阿部｢さくま！｣
hk｢主人、許可を｣
深澤｢駄目。ここで暴れたら、被害が！｣
hk｢しかし｣
宮舘｢翔太！｣
sh｢っ、ぇ、何、これ、どうしたらいいの！？｣
阿部｢何で、どうして！｣
mm｢…俺たちはマスターの命令に従う為に作られてるから｣
ru｢後ぉ、僕たちの｢Original｣の方の意思ぃ？｣
向井｢……ごめん、佐久間くんの事、大好きやねん。ずっと、ずっと、大好き。でも……あかん、あかんねん。やって…佐久間くんは俺の仇やもん｣
阿部｢…仇…？っ、｣
向井の手には、短剣が握られていた。
震えた手で持たれたその切っ先は、気を失って項垂れているさくまの方に向けられている。
阿部｢…や、やめて、お願い、さくまを殺さないで！｣
hk｢主人！｣
深澤｢康二。今ならまだ喧嘩で済ませてあげる。でもこれ以上やるって言うなら、警邏部に連絡入れる。…今すぐその短剣を仕舞って｣
向井｢…ごめん、ごめんな、ふっかさん、照くん、ダテ、翔太くん。…俺の仇やの…そうやないと、みんな浮かばれへんの…！｣
深澤｢じゃあまず事情を話して。そうじゃないと、俺たちも同情したり出来ないよ｣
宮舘｢………だ、｣
sh｢…りょうた？｣
宮舘｢お願いだ、俺と翔太の、大切な店なんだよ…｣
翔太を庇うように立つ宮舘が絞り出したような声を出す。
宮舘｢せめて、 ここを壊すのだけは、｣
ru｢でもぉ、ご主人様の命令だもぉん｣
mm｢…俺たちも、翔太くんと一緒だよ。俺とラウはただの｢代わり｣なんだ。だから｢オリジナル｣の意思も、マスターの意志も叶えてあげなきゃ｣
sh｢は？｣
宮舘｢翔太は｢代わり｣なんかじゃない！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1096人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
milkmilkmilk723(プロフ) - 最近このお話を見るために占ツク開いてます！更新応援してます、コロナで騒がれていますがお身体ご自愛ください！ (2020年4月8日 21時) (
レス) id: 2c3c24b282 (このIDを非表示/違反報告)
I-RISA(プロフ) - Twitterも拝見致しました！お話し繋がってるんですね！続きがとても楽しみです！ (2020年4月8日 16時) (レス) id: 52da8c48f6 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - 湊都さんのお話、面白くて全種類読ませてもらってます！最近の更新で、あれ、もしかしてこれ軍パロの時の繋ぎ…？という期待が膨らみつつあります笑 面白いです、更新応援してます！ (2020年4月3日 16時) (レス) id: b898e8ff1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湊都 | 作成日時：2020年3月30日 18時
